スマートホンやオーディオプレーヤーで手軽に音楽が楽しめるようになった時代ですが、ミニコンポを持っていれば、同じ曲でも全くちがう魅力に気がつくことができます。そんなミニコンポの魅力、選び方のポイント、ミニコンポといえばこれ!というメーカーを説明します。最後に、ミニコンポのおすすめの製品を10個選んで紹介します。

ミニコンポとは

ミニコンポとは、据え置き型でスピーカーが分離できるオーディオシステムの中でも小型のものを指す、日本独自の呼び方です。1970年ごろから開発が続き、CD・MDの普及と共に広まり、近年は音楽の視聴スタイルの変化に合わせスマートホンとのライトニングケーブルでの接続やBluetooth接続での再生に対応した製品も増えています。

ミニコンポの魅力

自宅での音楽体験を一段良いものに

今ではCD再生の専用機器が無くても、パソコンとポータブルプレイヤーで気軽に音楽が楽しめる時代です。それぞれのメーカーが培ってきた技術を元に、考え抜かれた組み合わせで組まれたコンポは、 音楽を「自分の好みの音」で聴く楽しみを知るための入門としてミニコンポは最適です。

スマホ・パソコンの音楽を通して気軽に使える

ミニコンポは90年代に登場して以来、フォーマットや住宅事情などの変化に合わせて、さままざな改良がなされてきました。最近では、スマホやパソコンでBluetoothやwifiを通じて接続できる製品や、ミニコンポだけでCDのデータ化ができる製品など、現代の音楽の楽しみ方にフィットしたミニコンポが増えています。

ミニコンポの選び方のポイント

選び方1 「音質」のちがいにこだわる

ミニコンポを選ぶうえで最も肝心なのは「音」のちがいです。低音がしっかり出るもの、高音がクリアに聴こえる方がいい、などどんな音がいいかは人によって好みがあります。普段聴く音楽のジャンルによっても、最適なミニコンポは変わってきますので、どんな曲を聴きたいか、どんな音がいいかというイメージを元に選ぶことが重要です。可能であれば、聴きこんであって微妙な音のちがいが分かるCDを使って聴き比べをすることができれば一番です。

選び方2 コスパを重視するなら「価格」に注目

ミニコンポの価格は、1万円以下のものもあれば数十万円するものまで非常に幅広いです。2万円台から3万円台後半が最も製品数が多い価格帯で、これより安ければ比較的安い製品と言えるでしょう。たとえ同じ価格であっても、メーカーや製品によって機能のちがいや音のちがいはかなりあり、自分の好みに合う製品を選ぶ楽しみはあります。先に予算に合わせて、この価格帯の中から選ぶ、と決めてしまうのも選比較検討がしやすいです。

選び方3 自分のスタイルに合った「機能」があるか

ミニコンポは基本的には「音楽を再生する」機能が第一です。その再生機能自体にもちがいがあります。例えば、対応しているフォーマットは何か、ハイレゾ再生は可能かどうかなどです。ネットワーク通信による再生が可能な製品も増えています。再生以外の機能として、かつてCDからMDへの録音ができたように、CDからUSBなどへデータ化する機能がついたミニコンポもあります。そのミニコンポで何をしたいのか、という機能に対する希望を事前に確認しておくとえらびやすくなります。

ミニコンポの人気メーカー

オンキヨー

オンキヨーは1946年に松下電機産業(現パナソニック)のスピーカー部門担当者が独立して設立した会社です。老舗の国産コンポメーカーとして家庭用コンポから高級オーディオ、ゲーム機のスピーカーまでさまざまな製品を開発しています。そうして培ってきたノウハウを凝縮したミニコンポは、抑えた価格でも本格的な音質で、幅広い世代に愛されています。

SONY

SONYのオーディオといえば、再生機能に特化したポータブルオーディオ「ウォークマン」の開発で有名ですが、ミニコンポにおいても独自のコンパクト化や先端技術を取入れた製品を開発しています。ハイレゾ再生への対応も早く、Bluetooth機能のための独自の高音質コーデックの搭載なども行っています。時代を先取りした製品と音作りは若者中心に人気を集めています。

JVCケンウッド

JVCケンウッドは旧日本ビクターとケンウッドが合併してできたメーカーです。現在もビクター系のJVCとケンウッドの二つのブランドからミニコンポを出していて、ブランドの名前で認識している人も多いのではないでしょうか。JVC独自のウッドスピーカー技術は愛好者も多く、ミニコンポでも同様の技術を生かした製品を展開しています。

おすすめのミニコンポ10選

オンキヨー X-NFR7TX

オンキヨー X-NFR7TXのおすすめポイント3つ

  1. 最高のサウンドを実現する自社設計のスピーカーユニット
  2. 好みの音質に調節できるトーンコントロール搭載
  3. SDカード、USB、ワイヤレス通信など多様な対応メディア

オンキヨー X-NFR7TXのレビューと評価

コストパフォーマンス高く、入門機としてぴったり

3万円台のミニコンポだったら、音質的にも機能的にも文句ないと思います。ワイヤレス対応・SD対応などの機能も揃っているし、トーンコントロールもちょっといじるには面白いです。音質はさすがオンキヨーという感じでバランスが良く気持ちいいです。

オンキヨー X-NFR7TXの仕様・製品情報

音声入力端子 デジタル×1(OPTICAL)、アナログ×3(TAPE/MD、LINE1、LINE2)、PC(USB Type B)×1
再生フォーマット MP3、WMA、WAV・FLAC(96kHz/24bit)
最大外形寸法(幅×高さ×奥行) 本体:約215×141.5×348、スピーカー:約163.5×281.5×268(1台)
質量 本体:約4.8kg、スピーカー:約3.6kg(1台)
消費電力(待機時) 55W(約0.4W)

SONY CMT-SX7

SONY CMT-SX7のおすすめポイント3つ

  1. ハイレゾ対応だけじゃない、どんな音源もハイレゾ相当に
  2. 安定したワイヤレス通信で、高容量でも忠実に再現
  3. さまざまな機器と接続可能、CD・ラジオの録音も可能

SONY CMT-SX7のレビューと評価

ハイレゾ音源のすごさにびっくり

ハイレゾ対応のコンポということで購入してみました。実際に聴いてみたらその情報量の多さに驚きました。自宅なのに映画館にいるみたいに立体感のある音が楽しめます。実際パソコンとワイヤレスでつなげるので、パソコンのスピーカーとして動画も楽しんでいます。

SONY CMT-SX7の仕様・製品情報

アンプ実用最大出力 50W+50W
再生対応フォーマット(USB) MP3/AAC/WMA/WAV/AIFF/FLAC/ALAC/DSF/ DSDIFF
最大外形寸法(幅×高さ×奥行) 本体:約225×115×263 mm、スピーカー:約145×245×225mm
質量 本体:約2.7kg、スピーカー:約3.5kg(1台)
消費電力(待機時) 約46W(約0.5W)

DENON D-ME33

JVCケンウッド EX-S5のおすすめポイント3つ

  1. こだわりのスピーカー、本物の木の振動盤で暖かな音
  2. カフェスタイルのコンパクトでぬくもりあるデザイン
  3. ワンタッチペアリングで、スマホ音源もさっと再生

JVCケンウッド EX-S5のレビューと評価

コンパクトだけどしっかりとした音

スピーカーを合わせても場所をとらない小さな見た目ですが、JVCの木製振盤のあたたかい音はしっかり再現されています。機能的にも十分。ワイヤレス再生も問題なく使えています。カフェのBGM再生用として使われているのもよく見かけます。

JVCケンウッド EX-S5の仕様・製品情報

アンプ実用最大出力 (JEITA)25W + 25W (4Ω)
カラー ブラウン、ホワイト、ブラック
再生可能フォーマット(USB) MP3、WMA
最大外形寸法(幅×高さ×奥行) 本体:幅219mm×高さ110mm×奥行き291mm、スピーカー:幅140mm×高さ110mm×奥行き276mm
質量 本体:約2.1kg、スピーカー:約2.0kg(1台)
消費電力(待機時) 約26W(約0.5W)

JVCケンウッド XK-330

JVCケンウッド XK-330のおすすめポイント3つ

  1. 親書サイズでもパワフルな2wayスピーカー
  2. USBに入ったハイレゾ音源データを忠実に再生
  3. 「ワイドFM」の受信に対応

JVCケンウッド XK-330のレビューと評価

小さなスピーカーでもしっかりとした音

スピーカーが小さいのが売りとはいえ少し不安でしたが、以前に使っていたコンポと比べても遜色なかったです。ハイレゾ音源に関しては当然こちらの方が再現度高いのか迫力がありました。。ゴールドの感じも高級感があって気に入っています。

JVCケンウッド XK-330の仕様・製品情報

アンプ実用最大出力 10W+10W(JEITA 6Ω)
カラー ブラック、ゴールド
最大外形寸法 本体:W180×H123×D224mm、スピーカー:W102×H181×D158mm
質量 本体:約1.8kg、スピーカー:約1.7kg(1台)
消費電力(待機時) 約12W(約0.4W)

YAMAHA MCR-B043

YAMAHA MCR-B043のおすすめポイント3つ

  1. ヤマハのバイクをモデルにした個性派なデザインとカラー
  2. ワイヤレス・USB接続でさまざまなメディアに対応
  3. こだわりのスピーカーとYAMAHA独自の音質改善技術

YAMAHA MCR-B043のレビューと評価

とにかく見た目がかわいい!

デザインとカラーのかわいさからどうしても欲しくて購入しました!エンジンフィンやラジエーターキャップなど、細かい部分でバイクぽさがあるのがいいです。音質もYAMAHAなので心配はしていませんでしたが、満足しています。

YAMAHA MCR-B043の仕様・製品情報

アンプ最大出力 15W+15W (6Ω 1kHz、10%THD)
カラー ブラック、ホワイト、レッド、オレンジ
付属品 リモコン、単4乾電池2本、スピーカーケーブル(1.5m)2本、 FMアンテナ、AMアンテナ、取扱説明書
最大外形寸法 本体:180W×130H×276Dmm、スピーカー:129W×126H×251Dmm
質量 本体:約2.6kg、スピーカー:約1.5kg(1台)
消費電力(待機時) 約46W(約0.5W)

SONY CAS-1

SONY CAS-1のおすすめポイント3つ

  1. 省スペースで設置できるセパレートスタイル
  2. デスクトップに置いて使うことを想定した「ニアフィールドリスニング設計」
  3. ハイレゾ対応、コンパクトでも音再現度は最高ランク

SONY CAS-1のレビューと評価

デスクトップスピーカーとして重宝

デスクトップ用のオーディオとしては、最高のミニコンポだと思います。同じサイズでも、デスクトップにおいて聴いた時の聴こえ方はこの製品が一番クリアで長時間の視聴でも疲れません。パソコンとワイヤレスで接続可能なのも嬉しいです。

SONY CAS-1の仕様・製品情報

アンプ最大出力 24W+24W
カラー ブラック、ホワイト
付属品 リモコン(1)、リチウムコイン電池 CR2032、ACアダプター(1)、ACコード(1)、USBケーブル(1)、スピーカーコード1.2m(2)、スパイク(大)(4)、スピーカーベース(2)、スタンド(1)、取扱説明書(1)、使用上のご注意/困ったときは(1)
最大外形寸法 本体:約55mm×178mm×210mm、スピーカー:約95mm×178mm×172mm/1本
質量 本体:約1.5kg、スピーカー:約1.3kg(1台)
消費電力(待機時) 約29W(約0.5W)

Pioneer X-HM76

Pioneer X-HM76のおすすめポイント3つ

  1. アルバムアートも映し出す3.5インチノカラー液晶
  2. 「e-onkyo ダウンローダー」でパソコン不要。ハイレゾ音源をもっと身近に
  3. 信号経路の見直しで、ノイズを徹底的に排除

Pioneer X-HM76のレビューと評価

音楽もラジオも、いろいろ楽しめる

ハイレゾ対応のコンポが欲しくてこちらを購入。液晶の見やすさや操作性の良さなどを重視して選びましたが、使ってみたらいろいろな機能があって、インターネットラジオなども楽しんでいます。音質も私的には十分。ハイレゾの良さも実感できています。

Pioneer X-HM76の仕様・製品情報

アンプ最大出力 50 W + 50 W (JEITA 1 kHz、10 %、T.H.D.、 4 Ω)
カラー ブラック、ホワイト、レッド、オレンジ
付属品 リモコン、単4形乾電池×2、 スピーカーコード×2、AMループアンテナ、 FM簡易アンテナ、保証書、取扱説明書
最大外形寸法(幅×高さ×奥行) 本体:290 mm×98 mm×333 mm、スピーカー:148 mm×263 mm×213 mm
質量 本体:約3.5kg、スピーカー:約3.3kg(1台)
消費電力(待機時) 約40W(0.3W以下)

Panasonic SC-PMX80

Panasonic SC-PMX80のおすすめポイント3つ

  1. USB-DAC機能搭載でハイレゾをもっと手軽に
  2. 高品位アンプ「LincsD-Amp Ⅲ」で高音質を追及
  3. 「Bluetoothリマスター」でワイヤレス通信で圧縮された音声データを補修

Panasonic SC-PMX80のレビューと評価

パワー・音質共に満足

パソコンに溜まってきたハイレゾ音源をヘッドホン以外でも試したくて買ってみました。この値段にしたら、驚くほどの音質の良さでした。パソコンとの接続も簡単だし、その他の設定・操作性も問題ありません。満足しています。

Panasonic SC-PMX80の仕様・製品情報

アンプ最大出力 120W(60W+60W)
付属品 リモコン, リモコン用乾電池(単3形×1本), FM簡易型アンテナ, AMループアンテナ, 電源コード, スピーカーコード(2本)
最大外形寸法(幅×高さ×奥行) 本体:211mm×114mm×267mm、スピーカー:148 mm×263 mm×213 mm
合計質量 8.0kg
消費電力(待機時) 約44W(0.25W)

オンキヨー X-U66

オンキヨー X-U66

  1. スマホ、PC、USB、多彩なメディアに対応
  2. 高効率デジタルアンプで躍動感のある音楽再生を実現
  3. シームレスでスタイリッシュなデザインが、どんな部屋にも溶け込む

オンキヨー X-U66のレビューと評価

低価格でも十分な音質と機能

本体部分のデザインがスッキリしていて、ipadなどmac製品と合わせても印象が良いです。フロントのUSB接続でスマホの再生だけでなく充電もできるのが便利です。音は同じ価格帯で聞き比べたところこれが一番、音量を上げなくてもクリアに聴こえて良かったです。

オンキヨー X-U66の仕様・製品情報

アンプ定格出力 15W+15W
カラー ブラック、ホワイト
付属品 リモコン、電源コード×1、FM室内アンテナ×1、取扱説明書、その他
最大外形寸法 本体:215(幅)×99(高さ)×273(奥行)mm、スピーカー:130(幅)×200(高さ)×172.5(奥行)mm
質量 本体:1.9kg、スピーカー:約1.9kg
消費電力(待機時) 約32W(0.3W以下)

Pioneer Stellanova APS-S301J

Pioneer Stellanova APS-S301Jのおすすめポイント3つ

  1. ワイヤレスと音質の両立を目指した「ハイレゾワイヤレスオーディオ」
  2. Bluetoothの150倍のデータ量の音源が伝送可能なワイヤレスユニットで原音そのままに再生
  3. アンプ部とワイヤレスユニット部の組み合わせでカラーバリエーションは16通り

Pioneer Stellanova APS-S301Jのレビューと評価

デザインの良さ、コンパクトさではこれが一番

ワイヤレス専用という今まで使ったことのないタイプで少し不安でしたが、そもそもスマホ・パソコンでの音楽視聴が中心なので特に問題ありませんでした。アンプ部分もそうですが、スピーカーもコンパクトだしコードもないので、どこにおいても邪魔になりません。

Pioneer Stellanova APS-S301Jの仕様・製品情報

アンプ実用最大出力 15 W+15 W(JEITA 1kHz 10%T.H.D. 6Ω)
カラー USBDACアンプ:シルバー、ゴールド、レッド、グリーン/ワイヤレスユニット:ブラック、ブラウン、ブルー、ピンク
付属品 ・ACアダプター×2 ・電源コード×2 ・USBケーブル ・スピーカーケーブル×2 ・真鍮製スパイク型インシュレーター×4 ・クッション×4
・すべり止め×8 ・取扱説明書(保証書含む)×3 ・セットアップガイド×2
最大外形寸法(幅×高さ×奥行) USBDACアンプ:198 mm(W)× 33 mm(H)× 147 mm(D)、ワイヤレスユニット:198 mm(W)×33mm(H)×149 mm(D)、スピーカー:103 mm(W)×205 mm(H)×140 mm(D)
質量 USBDACアンプ:570g、ワイヤレスユニット:440g、スピーカー:約1.3kg(1台)

まとめ

今回の記事では、ミニコンポの魅力と選び方のポイント、人気のメーカーについて説明してから、おすすめのミニコンポを10点厳選して紹介しました。オーディオ機器の魅力を知る入り口として最適なミニコンポ。興味がある人は、ぜひ参考にしてみてください。