【高音重視】中高音域に特化したおすすめのイヤホン9選

イヤホンで音楽を聴く女性

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今回の記事では、中高音域に特化したおすすめのイヤホンをご紹介します。

伸びやかなボーカルを楽しみたい場合には、中高音域の再生能力に優れたイヤホンの使用がおすすめ。ただし、多彩な製品から選択する際はどれを選んでよいか悩んでしまいがちです。

迷った場合には、選び方のポイントも参考に好みのモデルを探してみてください。

ぐーちょ編集部
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高音重視で選ぶイヤホンの選び方

高音重視で選ぶイヤホンの選び方
高音重視で選ぶイヤホンの選び方を以下の3つのポイントから解説します。

  • 接続方式で選ぶ
  • ドライバーの種類で選ぶ
  • イヤホンのタイプで選ぶ

接続方式で選ぶ

イヤホンの接続方式には、有線式と無線式の2種類が存在します。有線式は、音楽再生機器とケーブルで接続するタイプ。音声の遅延や電波干渉による悪影響の心配がなく、比較的高音質モデルのイヤホンにも採用されている傾向があります

一方で無線式は、Bluetooth通信を利用してワイヤレス接続できるのが魅力。ケーブルをつなぐ必要がなく気軽に使用できるのがメリットです。

ドライバーの種類で選ぶ

イヤホンに採用されているドライバーは、ダイナミック型やバランスドアーマチュア型など製品ごとに異なります。中高音域の再生に適しているのは、バランスドアーマチュア型を採用した製品。音の分離感がよく、繊細なサウンドが実現できます。

ただし、イヤホンに採用されているドライバーは、ダイナミック型が主流。ダイナミックドライバー搭載モデルでも中高音の再生能力に優れたモデルは存在しているので、サウンドの特徴をしっかりとチェックしましょう。

イヤホンのタイプで選ぶ

イヤホンは、カナル型やインイヤー型など製品ごとに形状が異なります。各タイプごとにフィット感はもちろん、音質にも特徴があるので、好みに合ったモノを選択しましょう。

最近の主流ともいえるカナル型のイヤホンは、耳に差し込んで装着するのが特徴。密閉性が高く、周囲の雑音をしっかりと低減できます。インイヤー型は圧迫感が少なく、カナル型が苦手な方におすすめ。ただし、カナル型に比べるとランナップは少なめなので注意しましょう。

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高音重視で選ぶイヤホンのおすすめ9選

評価基準
音質音質の高さ(ハイレゾ音源非対応・周波数帯域が狭いなど:低い~ハイレゾ音源対応・周波数帯域が広いなど:高い)
フィット感フィット感の高さ(付属イヤーチップのサイズが少ない:低い~付属イヤーチップのサイズが多い:高い)
コスパコスパの高さ(価格のわりに音質が低い:低い~価格のわりに音質が高い:高い)

テクニクス(Technics)EAH-AZ80

タイプ完全ワイヤレス・カナル型
質量約7g(イヤホン片側)・約50g(充電ケース)
接続方式Bluetooth
ドライバーダイナミックドライバー(直径10mm)
ハイレゾ対応
ノイズキャンセリング搭載
評価・レビュー
音質
(4.5)
フィット感
(4.5)
コスパ
(3.5)
ポイント
  • ドライバー前方の空間を適切に調整しており、5kHz以上の高音域による周波数特性の乱れを抑制できます。
  • Qualcomm aptX Losslessテクノロジーを搭載しており、CD相当のロスレスサウンドが楽しめます。
  • ノイズキャンセリング機能は、周囲の雑音レベルに合わせて自動で最適化されます。
気になるポイント
  • タッチセンサーがたまに反応しなかったり接続時に片側ずつつながったりするのが気になるという声もありました。
  • 音量を調節する際に一瞬音が止まってしまうというレビューもありました。
こんな人におすすめ
5バンドのイコライザー機能を備えているので、好みに合わせて音質をカスタマイズしたい場合にもおすすめです。

デノン(DENON) PERL PRO AH-C15PL

タイプ完全ワイヤレス・カナル型
質量8g(イヤホン片側)・51.2g(充電ケース)
接続方式Bluetooth
ドライバーダイナミックドライバー(直径10mm)
ハイレゾ非対応
ノイズキャンセリング搭載
評価・レビュー
音質
(3.5)
フィット感
(3.5)
コスパ
(3.5)
ポイント
  • 医療技術を応用した「Masimo AAT」と呼ばれるパーソナライズ機能により、ユーザーに適したリスニングプロファイルが作成できます。
  • BluetoothコーデックはLDACに対応しているので、ワイヤレス接続でもハイレゾ音源が楽しめます。
  • デュアルハイブリッドノイズキャンセリング機能が搭載されているので、周囲の雑音も効果的に低減できます。
気になるポイント
  • イヤホン本体が少し重く、ランニングなどをすると外れてしまうという声もありました。
  • この価格なら、もう少しノイズキャンセリング機能の強さが欲しかったというレビューもありました。
こんな人におすすめ
7サイズのイヤーピースが付属しているので、完全ワイヤレスイヤホンの耳へのフィット感が気になる場合にもおすすめです。

デノン(DENON) AH-C720

タイプカナル型
質量8.6g(ケーブル除く)
接続方式Bluetooth
ドライバーダイナミックドライバー(直径11.5mm)
ハイレゾ対応
ノイズキャンセリング非搭載
評価・レビュー
音質
(4.0)
フィット感
(3.5)
コスパ
(4.5)
ポイント
  • ネオジウムマグネット搭載のダイナミック型ドライバーによって、高音質なハイレゾ音源も楽しめます。
  • アルミダイキャストとABS樹脂のハウジングによって不要な振動を抑え、透明感のあるサウンドを実現しています。
  • ドライバー前後の音圧バランスを調整するアコースティック・オプティマイザーも搭載されています。
気になるポイント
  • ストレートタイプのジャックが採用されているので、ポケットなどで邪魔になるという声もありました。
  • 高音はとても優れているが、低音部部分には満足できないというレビューもありました。
こんな人におすすめ
3.5mm金メッキステレオミニプラグで接続するイヤホンなので、有線タイプの製品を求めている場合にもおすすめです。

アンカー(ANKER)Soundcore Liberty 4 NC

タイプ完全ワイヤレス・カナル型
質量約5g(イヤホン片側)・約60g(充電ケース含む)
接続方式Bluetooth
ドライバーダイナミックドライバー(直径11mm)
ハイレゾ対応
ノイズキャンセリング搭載
評価・レビュー
音質
(4.0)
フィット感
(3.5)
コスパ
(4.5)
ポイント
  • 世界トップレベルの認証機関が認めるノイズキャンセリング機能により、周囲の雑音をしっかりと低減できます。
  • 充電ケースを併用すれば、最大で50時間の音楽再生に対応できます。
  • 高音質なLDACコーデックに対応しているので、ワイヤレス接続でもハイレゾ音源が楽しめます。
気になるポイント
  • 人混みのある場所で通話した際にノイズが入るという声もありました。
  • 通話時の受話音量が小さく、聴き取りにくいというレビューもありました。
こんな人におすすめ
Bluetoothのバージョンが5.3に対応しているので、安定した接続を求める場合にもおすすめです。

オーディオテクニカ(audio-tecnica) ワイヤレスイヤホン ATH-TWX7

タイプ完全ワイヤレス・カナル型
質量約4.7g(イヤホン片側)・約47.5g(充電ケース)
接続方式Bluetooth
ドライバーダイナミックドライバー(直径5.8mm)
ハイレゾ対応
ノイズキャンセリング搭載
評価・レビュー
音質
(4.5)
フィット感
(3.5)
コスパ
(3.5)
ポイント
  • ハイブリッドデジタルノイズキャンセリング技術が採用されており、周囲の雑音をしっかりと低減できます。
  • イヤホン本体が小型にデザインされており、耳の小さな方でもフィットしやすい設計です。
  • 通話時のモードは、ナチュラルとノイズリダクションの2種類が使い分けできます。
気になるポイント
  • ケースに付いているバッテリー残量ゲージがわかりにくいという声もありました。
  • ノイズキャンセリング機能は弱く、部屋にいても外の音が聞こえるというレビューもありました。
こんな人におすすめ
ビームフォーミングマイク技術が採用されているので、自分の声も通話相手にしっかりと届けたい場合にもおすすめです。

オーディオテクニカ(audio-tecnica) バランスド・アーマチュア型インナーイヤーヘッドホン ATH-E70

タイプカナル型
質量約9g(ケーブル除く)
接続方式3.5mm金メッキステレオミニ
ドライバーバランスド・アーマチュア型ドライバー
ハイレゾ非対応
ノイズキャンセリング非搭載
評価・レビュー
音質
(4.5)
フィット感
(3.5)
コスパ
(3.0)
ポイント
  • 低・中・高音域用に3基のバランスド・アーマチュア型ドライバーを搭載しており、各帯域をバランスよく鳴らせるのが特徴です。
  • フレキシブルに調整できる専用コードが付属しており、安定したフィット感が得られます。
  • オーディオテクニカ独自設計の着脱式コネクターは耐久性が高く、長期間使用できます。
気になるポイント
  • 装着した際に首や鎖骨にコードがあたるので、敏感な人は注意が必要という声もありました。
  • イヤホンの形状が少し特殊なので、耳穴が痛くなるというレビューもありました。
こんな人におすすめ
着脱式のケーブルが採用されているので、断線や音質の向上を見込んでケーブルを交換したい場合にもおすすめです。

ソニー(SONY) ステレオヘッドホン IER-M7 Q

タイプカナル型
質量約9g
接続方式金メッキL型ステレオミニプラグ・金メッキL型バランス標準プラグ
ドライバーバランスド・アーマチュア型ドライバー
ハイレゾ非対応
ノイズキャンセリング非搭載
評価・レビュー
音質
(4.5)
フィット感
(4.5)
コスパ
(3.0)
ポイント
  • マルチBAシステムによってそれぞれのドライバーが役割を補完しあうので、優れた音質が期待できます。
  • マグネシウムインナーハウジングによって不要な共振を抑えられるので、透明感の高い音が実現できます。
  • 真鍮製の音導管が採用されており、クリアかつ伸びやかな中高音域が楽しめます。
気になるポイント
  • 音質は文句ないが、イヤーピースのフィット感がいまひとつに感じたという声もありました。
  • イヤホンをつけたまま歩くと、足音が体に伝わって聴こえてしまうというレビューもありました。
こんな人におすすめ
原音に忠実なサウンドが再生できるので、モニターイヤホンとして使用する場合にもおすすめです。

シュア(SHURE) 高遮音性イヤホン AONIC 5

タイプカナル型
質量非掲載
接続方式3.5mmミニプラグ
ドライバーバランスド・アーマチュア型ドライバー
ハイレゾ非対応
ノイズキャンセリング非搭載
評価・レビュー
音質
(4.5)
フィット感
(3.5)
コスパ
(3.0)
ポイント
  • 3基の高性能バランスドアーマチュアドライバーを備えており、ナチュラルな低音と優れた空間表現を実現しています
  • 人間工学に基づいたノズル角度にデザインされており、快適なフィット感が期待できます。
  • ノズルによって周波数特性がカスタマイズできるので、音楽ジャンルに合わせてサウンドをチューニングしたい場合にも便利です。
気になるポイント
  • 特定の音域で共鳴を起こしているのか耳に刺さる感覚がするという声もありました。
こんな人におすすめ
高遮音性テクノロジーが採用されているので、ノイズキャンセリング機能を使わず高い遮音効果を期待したい場合にもおすすめです。

NUARL NEXT 1

タイプ完全ワイヤレス・カナル型
質量約5g(イヤホン片側)・約40g(充電ケース)
接続方式Bluetooth
ドライバーダイナミックドライバー(直径10mm)
ハイレゾ対応
ノイズキャンセリング搭載
評価・レビュー
音質
(4.0)
フィット感
(4.0)
コスパ
(3.5)
ポイント
  • 高音質なハイレゾ音源に対応しており、臨場感あふれるサウンドが楽しめます。
  • ハイブリッド・アクティブノイズキャンセリング機能によって周囲の雑音を低減できるので、音楽に集中したい場合にも便利です。
  • ピュアダイレクトイコライザー機能を搭載しており、サウンドのカスタマイズも行えます。
気になるポイント
  • タッチ操作が使いにくく、メーカーの決めた動作を覚えないといけないという声もありました。
  • 専用アプリの操作性がイマイチに感じるというレビューもありました。
こんな人におすすめ
低遅延なゲーミングモードを搭載しているので、ゲームプレイ時に使用する場合にもおすすめです。
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中高音域に特化したイヤホンとは

中高音域に特化したイヤホンとは
「中高音域に特化したイヤホン」とは、イヤホンで再生する音を低域・中域・高域に分けた際に中高音域の再生能力に優れているモデルのこと

特に中音域に入るボーカルの歌声を楽しみたい場合には、中高音域に特化したイヤホンが適しています。

また、高音の楽器などが使用されている楽曲を鑑賞する場合にもおすすめ。イヤホンを購入する際は、鑑賞する音楽のジャンルに合わせて選ぶのがポイントです。

▼関連記事:重低音を重視するなら、こちらのイヤホンをチェック!

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中高音域に特化したイヤホンのおすすめメーカー一覧

中高音域に特化したイヤホンのおすすめメーカー一覧
中高音域に特化したイヤホンのおすすめメーカー3つと特徴や評価を解説します。

  • ソニー(SONY)
  • シュア(SHURE)
  • オーディオテクニカ(audio-technica)

ソニー(SONY)

日本を代表するオーディオ機器メーカーとしても知られる「ソニー」。ノイズキャンセリング機能を搭載したイヤホンやヘッドホンで知られていますが、プロの現場で使われるモニター用の製品なども多数手がけています。

ソニーが製造する中高音域に特化したイヤホンは、「マグネシウムインナーハウジング」を採用しているのが特徴。音導管に真鍮を使用しており、伸びのある中高音が期待できます。

シュア(SHURE)

マイクを中心に多数のオーディオ機器を取り扱う大手メーカー「シュア」。信頼性の高い製品を数多く生み出しており、世界中のユーザーから使用されているのが特徴です。

シュアが製造する中高音域に特化したイヤホンは、高遮音性テクノロジーを備えているのが特徴。ノイズキャンセリング機能は非搭載ですが、周囲の雑音をしっかりと低減できるのが魅力です

オーディオテクニカ(audio-technica)

ソニーと並んで世界的な知名度を誇る日本国内のオーディオ機器メーカー「オーディオテクニカ」。マイクやスピーカーなど数多くの製品を取り扱っていますが、イヤホンやヘッドホンのラインナップも豊富です。

オーディオテクニカが製造する中高音域に特化したイヤホンは、各音域の音を正確に再現できるのが魅力。モニターイヤホンとして使用する場合にもおすすめです。

音楽のジャンルでイヤホンを選ぼう

音楽のジャンルに合わせてイヤホンを選ぶと新たな音の発見があるかもしれません!

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高音重視で選ぶイヤホンの重要ポイントまとめ

高音重視で選ぶイヤホンの重要なポイントは以下の3つです。

  • ドライバーの種類をチェックしよう
  • ハイレゾ音源への対応を確認しよう
  • 聴く音楽のジャンルに合わせて選ぼう

この記事を書いたライターからのコメント

音楽を鑑賞する際はもちろん、通話や動画を楽しむ際にも利用するイヤホン。重低音を重視したモデルは耳にする機会が多いですが、ボーカルの声を堪能したい場合には中高音域に特化したモデルが適しています。

伸びやかなボーカルが魅力的な楽曲を鑑賞する場合には、中高音域の再生能力に優れたイヤホンを使用してみましょう。

ですこ
ライター:ですこ

大阪在住。音楽イベント制作業に携わっていた経験があるオーディオ・ガジェット好きライターです。
ヘッドホン・イヤホンなどの聴き比べが趣味。
自らバンド活動を行っていたこともあり、楽器やDTM関連の機器、ソフトについても日々情報に触れております。
最近は、歌ってみたやゲーム実況配信などに必要な機材類についても興味津々です。

※製品紹介、メーカー、選び方の部分を執筆しました。

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