【重低音が好き】ロック向けヘッドホンのおすすめ人気9選|ハードロック、低音

ロックにオススメのヘッドホン

ロックを聞くのに向いたヘッドホンについての解説記事です。

様々な音楽ジャンルの中でも、ロックを気持ちよく再生するためには、解像度が高く、重低音もきちんと再生できる特性を持ったヘッドホンが必要です。

一般的にドンシャリと言われる、高域と低域が強調された基本特性を持ちながら、中域の密度や表現力も持ち合わせた音質のモデルが、ロックやハードロックの再生には最適です。

この記事では、ロック向けのおすすめ機種、ヘッドホンの種類の違いに付いて、ワイヤレスのモデル、有線タイプのモデル、ハイエンドモデルなど、聴く音楽に合わせた、音質重視のヘッドホン選びについて詳しく解説しています。

あなたにピッタリくるヘッドホン選びのお役に立てれば嬉しいです。


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ロックなど重低音におすすめのヘッドホンとは

ロック向けヘッドホンとは?
ロック向けヘッドホンとは、ロックの激しさや荒々しさ、迫力の重低音の再生など、ロックやハードロックを気持ちよく聞かせる特性を持ったヘッドホンのことを指します。

一般的には、クラシックやボーカルなどの再生に向いた、かまぼこ型の周波数特性とは真逆の、いわゆるドンシャリと言われる、高域と低域が強調された周波数特性を持った製品が向いています。

ただ、ロックと言っても幅広い表現がありますので、バランスの取れた再生が出来るモデルを選ぶ必要もあります。

ヘッドホンの種類

ヘッドホンの主な2つの種類を解説します。

  • 密閉型(クローズド型)
  • 開放型(オープンエアー型)

密閉型(クローズド型)

密閉型は遮音性が高く、音漏れが少ないため、時間と場所を選ばすに使える事が特徴になります。

遮音性が高いため、常に音楽を聴いていたい方、レコーディングや音質チェックなど明確な目的がある方、家族や近所への音の配慮が必要な方におすすめです。

特にロックの重要要素である低音域までしっかりと聞き取れ、細かい音も漏れなく拾えることがメリットになります。

反面、音がこもりやすく広がりに欠けること、長時間の使用によって蒸れやすくなるため、肌の弱い方などは注意を要するのがデメリットになります。

開放型(オープンエアー型)

密閉型の逆で、イヤーカップの背面が開放されていて、音抜けが良く高音域までしっかり楽しめるのが特徴になります。
密閉型のように遮音をしないため、音質面で有利になります。

重量も軽くなるため、長時間の音楽鑑賞をしたい方や、スピーカーのような開放感のある音質を楽しみたい方、屋内に使用が限定される方におすすめです。

その反面、遮音性は劣るため、深夜や人混みで使用するのには向かないと言うデメリットがあります。

ロック向けヘッドホンのおすすめメーカー一覧

ロック向けヘッドホンのおすすめメーカー
ロック向けヘッドホンのおすすめメーカー3つと特徴や評価を解説します。

  • SONY
  • JVCケンウッド
  • オーディオテクニカ

SONY

SONYは、日本を代表する総合電機メーカーで、テレビ・デジタルカメラ・スマホ開発事業、ネットワークサービス事業、映像制作ソリューション事業など、様々な分野で世界的な評価を得ています。

ヘッドホンの製造販売でも世界的な人気があり、解像度の高い、クリアで力強い音色が特徴で、様々なタイプのモデルを販売しています。

ロックの力強さを気持ちよく再生する、EXTRA BASSシリーズなどは、ロックファンにも特に人気です。

JVCケンウッド

JVCケンウッドは、神奈川県横浜市神奈川区に本社がある電機メーカーで、音響機器・カメラ・カー用品などを製造販売しています。

日本ビクター株式会社(JVC)と株式会社ケンウッドが2008年に合併し、両社の持株会社・JVC・ケンウッド・ホールディングス株式会社になりました。

ヘッドホンにおいては、ウッドコーンシリーズの製品や、ロックファンにも好評のXXシリーズなどが人気で、幅広い層に支持されています。

オーディオテクニカ

オーディオテクニカは、東京都町田市に本社がある音響機器・映像機器メーカーです。

元々はレコードプレーヤー用のカートリッジの製造から始まり、現在では幅広い音響機器の製造販売を行っています。

ヘッドホンにおいては、解像度の高い、クリアな音質が特徴で、世界中にファンが存在します。

シンプルなオンイヤーモデルから、開放型のハイエンドモデルまで、同社らしい高い表現力をもち、ロックファンにも支持されています。

ロック向けヘッドホンの選び方

ロック向けヘッドホンの選び方を以下の3つのポイントから解説します。

  • 接続方式で選ぶ
  • 機能で選ぶ
  • 音質で選ぶ

接続方式で選ぶ

有線の方が音質がいい事は、今も昔も変わりませんが、Bluetoothの接続方式によっても、音質は変わってきます。

特にBluetooth5.0以降のバージョンでは、通信速度などが大幅にバージョンアップされているため、音質への影響も大きいため、ヘッドホン選びにおいては重要な視点です。

ロックの場合は重低音や細かい音が多い事から、Bluetoothのバージョンにはこだわって選んでみると、失敗は少ないのではないでしょうか。

機能で選ぶ

使用するシチュエーションや状況によって、どのような機能が必要なのかを考えると、より良い選択ができます。

外出先で使う事が多い方はノイズキャンセリング機能や外音取り込み機能、長い再生可能時間があるといいでしょう。

音質にとことんこだわるのであればパーソナライズ機能があれば好みに合わせた設定ができるでしょうし、利便性を求めるのであれば、AlexaやGoogleアシスタント搭載モデルを選んでみてもいいでしょう。

音質で選ぶ

ヘッドホンの音質は、本質的にはドライバーの大きさと、ハウジングの体積に依存します。
ハウジングが密閉型か開放型かによって、音の響き方や得意とする領域が大きく異なるため、上でも書きましたが、ロックに特化するのであれば、密閉型の方がより良い音質を得られます。

ドライバーは40mm以上のものは大型のものであると言え、音質もいいです。

ロック向けヘッドホンのおすすめ9選

オーディオテクニカ ATH-WS330BT

サイズ
重さ167g
再生周波数帯域5~35,000Hz
接続方式無線、Bluetooth標準規格Ver.5.0
充電端子USB Type-C
コーデックAAC、SBC
バッテリー駆動時間連続通信(音楽再生時):最大約70時間
タイプ密閉、ダイナミック型
評価・レビュー
高域の再現力
(3.5)
低域の再現力
(4.0)
表現力の高さ
(3.5)
コスパ
(4.0)
ポイント
  • 独自設計のベースダクト(PAT.P)の採用により、量感のある低域とクリアな中高域を再生する
  • i(周波数帯:2.4GHz帯)の技適マーク認証済みで、10分の充電でおおよそ4時間、満充電時には最大で70時間の長時間再生が可能

  • オンイヤー専用チューニングのΦ40㎜ SOLID BASSドライバーを採用し、迫力の重低音サウンドの再生が可能
気になるポイント
  • 長く使うとヘッドバンドがボロボロになるという声があるので注意が必要です。
  • 耳へのあたりが強く、人によっては30分ほどの使用で痛みを感じる場合があります。
こんな人におすすめ
コンパクトで薄型の筐体ながら、迫力の重低音サウンドでロックを鳴らせるヘッドホンがほしい方におすすめ

ソニー ワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン WH-XB910N

サイズ
重さ約 252g
再生周波数帯域7 Hz – 25,000 Hz
接続方式無線、Bluetooth標準規格 Ver.5.2
充電端子USB Type-C
コーデックAAC、SBC
バッテリー駆動時間約70時間
評価・レビュー
高域の再現力
(4.0)
低域の再現力
(4.0)
表現力の高さ
(4.0)
コスパ
(3.5)
ポイント
  • 高いノイキャン性能を持つ、デュアルノイズセンサーテクノロジーの採用
  • 「EXTRA BASS」による迫力の重低音再生と、高音質転送が出来るLDACにも対応し、ロックを迫力のサウンドで楽しめる
  • 長時間使っても痛くなりづらいウレタン素材のイヤーパッドの採用
  • 最大50時間使用可能な、高性能バッテリーの搭載
気になるポイント
  • 全体的にプラスチック感があるため、高級感は感じにくいのが少し残念。
こんな人におすすめ
ワイヤレスヘッドホンでノイキャン性能の高い高音質再生を楽しみたい方におすすめ

Bose QuietComfort 45 headphones ワイヤレスヘッドホン

サイズ18.4 (H) x 15.24 (W) x 7.62 (D) cm
重さ240g
再生周波数帯域
接続方式無線、Bluetoothバージョン: 5.1
充電端子USB Type-C
コーデック
バッテリー駆動時間最大22時間
タイプ密閉、ダイナミック型
評価・レビュー
高域の再現力
(4.0)
低域の再現力
(4.0)
表現力の高さ
(4.0)
コスパ
(3.5)
ポイント
  • 超小型マイクで集音した音をもとに、逆位相の信号を使って強力なノイズキャンセリングを実
  • アクティブイコライザーの搭載により、音量に合わせた最適なバランスに自動設定出来る
  • 質感の高い合成レザーを採用したデザイン性の高い筐体を採用
気になるポイント
  • 外音の取り込み能力が弱く、ノイキャンの効きはそれほどでもないという感想があります。
こんな人におすすめ
ボーズの音や製品が好きで、自然なノイキャンの効き方が好きなロックファンにおすすめ

Marshall ワイヤレスオンイヤーヘッドホン Major Ⅳ

サイズ16 x 16 x 8.64 cm
重さ165 g
再生周波数帯域20Hz – 20,000Hz
接続方式無線、Bluetooth®5.0
充電端子USB Type-C
コーデックSBC
バッテリー駆動時間約80時間
タイプ密閉、ダイナミック型
評価・レビュー
高域の再現力
(4.0)
低域の再現力
(3.5)
表現力の高さ
(3.5)
コスパ
(4.0)
ポイント
  • ギターアンプで有名な英国Marshall社のアイコニックヘッドホンで、ロックファンには最高の製品
  • 人間工学に基づいた使いやすいデザインで、耳に自然にフィットする快適な使用感を実現
  • ハンズフリー通話や音量、早送りなどの様々な操作をワンボタンでコントロール出来る優れた操作性を実現
気になるポイント
  • 初期不良で、届いて2日後に急にBluetooth接続ができなくなったという声があります。
こんな人におすすめ
マーシャルが好きで、デザインの良いワイヤレスヘッドホンがほしい方ににおすすめ

Anker Soundcore Life Q30

サイズ
重さ260g
再生周波数帯域20Hz-20KHz (Bluetooth接続時) 、16Hz-40KHz (AUXケーブル接続時)
接続方式無線、Bluetooth 5.0
充電端子USB Type-C
コーデックAAC、SBC
バッテリー駆動時間最大40時間 (ノイズキャンセリングモード) / 最大60時間 (通常)
タイプ密閉、ダイナミック型
評価・レビュー
高域の再現力
(3.5)
低域の再現力
(4.0)
表現力の高さ
(3.5)
コスパ
(4.5)
ポイント
  • 高いアクティブノイズキャンセリング(ANC)性能があり、どんな場所でも音楽が楽しめる
  • ハイレゾ対応の高解像度サウンドで、ロックを切れのある音質で再生可能
  • ハンズフリー通話に対応し、通話応答もヘッドホン本体ののボタン操作によって可能
  • 形状記憶イヤーカップとヘッドバンドの採用により、快適な使用感を得られる
気になるポイント
  • うとうとしているときなどに、「battery low」の音声が急に流れて目がさめてしまうことがあるという感想があります。
こんな人におすすめ
コスパがよく、シンプルで使いやすいワイヤレスヘッドホンがほしい方におすすめ

JBL TUNE 510BT Bluetoothヘッドホン 密閉型

サイズ
重さ160g(本体のみ)
再生周波数帯域20 Hz – 20 kHz
接続方式無線、Bluetoothバージョン5.0
充電端子USB Type-C
コーデックSBC, AAC
バッテリー駆動時間約40時間
タイプ密閉、ダイナミック型
評価・レビュー
高域の再現力
(4.0)
低域の再現力
(3.5)
表現力の高さ
(3.5)
コスパ
(4.5)
ポイント
  • JBL Pure Bassサウンドを手軽に楽しめる、ワイヤレスヘッドホンのエントリーモデル
  • 32mm径のダイナミックドライバーを採用し、コンパクトな筐体ながらロックをパワフルに鳴らしきる
  • 最大で2台の機種を同時に接続できる、使いやすい「マルチポイント」機能搭載
気になるポイント
  • 一年半ほどで充電ができなくなったという声があるので、頻繁に使用する方は注意が必要です。
こんな人におすすめ
JBLサウンドを手軽に味わいたいロックファンにおすすめ

JVCケンウッド Victor JVC HA-MX100V スタジオモニターヘッドホン

サイズ
重さ265g
再生周波数帯域10Hz ~ 40,000Hz
接続方式有線
充電端子
コーデック
バッテリー駆動時間
タイプ密閉、ダイナミック型
評価・レビュー
高域の再現力
(4.5)
低域の再現力
(4.5)
表現力の高さ
(5.0)
コスパ
(4.5)
ポイント
  • ハイレゾ音源にも対応したスタジオモニターヘッドホンで、スタジオエンジニアによるチューンが施され、高い再現性を実現
  • サウンド・ディフューザーを搭載し、自然な空間表現と解像度の高さを実現
  • ビクタースタジオ仕様のエージングが施され、使用後すぐに最高の音質で音楽を楽しめる
  • 解像度の高さと、ひきしまった低域の高い表現力で、ロック、ハードロックなどを存分に楽しめる
気になるポイント
  • ヘッドバンド裏の滑り止めで頭が痛くなる事があるので、ヘッドホンバンドカバーなどの使用も考慮すると良い。
こんな人におすすめ
スタジオエンジニアがチューンした最高の音質でロックを聞きたい方におすすめ

Sennheiser ゼンハイザー 有線ヘッドホン HD 560S

サイズ198 x 111 x 300 mm
重さ280g
再生周波数帯域6 Hz – 38,000 Hz
接続方式有線、ケーブル:1.8m 3.5mmミニプラグ(ストレート型) 付属品:6.3mmスクリュー型変換アダプター(納品時はケーブルのプラグにアダプターが装着された状態です)
充電端子
コーデック
バッテリー駆動時間
タイプ開放型、ダイナミックドライバー
評価・レビュー
高域の再現力
(4.5)
低域の再現力
(4.5)
表現力の高さ
(5.0)
コスパ
(4.5)
ポイント
  • 38mmダイナミックドライバーを搭載し、ゼンハイザーらしい表現力の高さと力強さを両立
  • 120Ωのトランスデューサー振動板の搭載により、きれいな高域ののびを実現
  • 開放型特有の自然な音場と定位の良さを実現し、クラシックロックからモダンなロックまで楽しく聞かせる
気になるポイント
  • きれいな音のため、クラシックには合うが、一部のロックにはあまり向かないという声もあります
こんな人におすすめ
開放型の自然な音場感と、ゼンハイザーのきれいな音が好きなロックファンにおすすめ

SONY 有線 ステレオヘッドホン MDR-7506

サイズ
重さ167g
再生周波数帯域10~20,000Hz
接続方式有線
充電端子
コーデック
バッテリー駆動時間
タイプ密閉、ダイナミック型
評価・レビュー
高域の再現力
(5.0)
低域の再現力
(4.5)
表現力の高さ
(4.0)
コスパ
(5.0)
ポイント
  • プロフェッショナルの現場で使用されている業務用のスタジオモニターヘッドホン
  • 40mmドライバーユニットとネオジウムマグネットを採用し、ロックを力強く再生できる
  • 高音質・高耐入力(最大入力:1,000mW)を実現し、長期間の使用にも耐える
  • しなやかなカールコードの採用により、じゃまにならず使いやすい
気になるポイント
  • 付属のイヤーパッドはつけ心地が悪いので、別のものを用意することも考慮すると良い。
  • 装着感が合わないという声があるので、気になる方は注意が必要。
こんな人におすすめ
業務用のスタジオモニターヘッドホンがほしい方におすすめ

重要ポイントまとめ

ROCK

  • ロックをヘッドホンで楽しむには、より細かい音まで聞き分けられる密閉型がおすすめ。
  • ヘッドホンであれば手軽に高品質のサウンドを楽しむことができる。
  • ヘッドホンは装着感が非常に重要ですので、試聴してから購入するのもおすすめ。

この記事を書いたライターからのコメント

ロックやハードロックの力強さや迫力、同時に繊細で細やかな表現などを、余すところなく再現できるヘッドホンがほしいと思う人は多いと思います。

でも、ロックを気持ちよく鳴らしてくれるモデルを探してみると、いまいちぴったり来る製品が少ないような気もします。

この記事では、ドンシャリ傾向の基本特性を持ちながら、中域の密度や表現力も持ち合わせた製品を中心に選んでみました。

少しでも、ぴったり来る音質を持った製品選びのお役に立てれば嬉しいです。

アトキ loading=
ライター:アトキ

設計事務所やサイン看板製作会社などに勤務後、フリーランスとして、幼少の頃から続けている趣味のことについて書いている趣味人ライターです。好きなことは、音楽(ロック、シティポップ、クラシック)、オーディオ(ピュアオーディオを中心に全般)、自動車(小さな車が特に好き)、自転車(ミニベロ、クロモリロードなど)、釣り(フライフィッシング、ナマズ、淡水小物釣り)など。埼玉県在住。

※製品紹介、ロック向けヘッドホンとは、メーカーの部分を執筆しました。


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