その中でも、特に重低音をきれいに再生するモデルに絞って紹介しています。
有線モデルとの違いや、安いモデルのおすすめ機種、高級ワイヤレスイヤホンの選び方や、ノイズキャンセリング機能の有無など、どうやって選べばいいのか迷っている方も多いと思います。
この記事では、1万円以下のモデル、高級なモデルなどをランキング形式で紹介するとともに、注目したい機能やおすすめのメーカー、製品選びのポイントなどをわかりやすく解説しています。
あなたにあった製品選びの参考にしてもらえたらううれしいです。

目次
【1万円以下】重低音が心地よい完全ワイヤレスイヤホンのおすすめ10選
【10位】Hefty ワイヤレスイヤホン bluetooth CVC8.0ノイズキャンセリング
サイズ | 22mm×27mm×15mm |
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重量 | – |
連続再生時間 | イヤホン4時間・充電器併用30時間 |
ノイズキャンセリング機能 | あり(通話のみ) |
タイプ | カナル型 |
Bluetooth | Ver.5.0 |
付属品 | 充電式収納ケース・イヤホン本体・イヤーピース×3ペア(Mは本体装着済み)・充電用USB ケーブル |
その他機能 | 防水仕様IPX7 |
- アジア人向けに設計されているため、絶妙なフィット感の高さを実感
- 両耳だけではなく、片耳での使用も可能
- コスパに優れたモデルながら、迫力の重低音再生が可能
- イヤーパッドが柔らかすぎてずれるという声があります
【9位】DACOM ワイヤレスイヤホン
サイズ | 68mm×45mm×15mm(充電ケース) |
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重量 | 4.7g |
連続再生時間 | イヤホン8時間・充電器併用40時間 |
ノイズキャンセリング機能 | あり(通話のみ) |
タイプ | カナル型 |
Bluetooth | Ver.5.0 |
付属品 | USB-C充電ケーブル×1、イヤーピース×4、取扱説明書 |
その他機能 | 防水仕様IPX5 |
- 独自のデュアルサウンド設計により、低音の再生に優れる
- 人間工学に基づいた設計で快適な装着感を実現
- IPX5防水で様々な用途で使用できる
- 半年ほどの使用で、1時間位しかバッテリーが持たなくなったという声があります。
【8位】Alfox Bluetoothイヤホン
サイズ | – |
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重量 | 4.2g |
連続再生時間 | イヤホン9時間・充電器併用36時間 |
ノイズキャンセリング機能 | あり(通話のみ) |
タイプ | カナル型 |
Bluetooth | Ver.5.0 |
付属品 | USB-C充電ケーブル、S/M/L 3サイズのイヤーピース |
その他機能 | TWS Plus ペアリング |
- クアルコムのQCC3020チップを搭載し、重低音再生が可能
- 10分間の充電で2時間の連続再生が可能
- aptX/AACに対応し、遅延の少ない再生ができる
- 混雑時などでの通信の安定性が低いという声があります。
【7位】JVC HA-XC70BT XXシリーズ
サイズ | – |
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重量 | イヤホン:約5.5g x 2個、充電ケース:約65g |
連続再生時間 | イヤホン3時間・充電器併用12時間 |
ノイズキャンセリング機能 | なし |
タイプ | カナル型 |
Bluetooth | Ver.4.2 |
付属品 | イヤーピースS、M、L各2個、充電用USBケーブル、充電ケース |
その他機能 | リング付き充電ケース付属 |
- バスブーストモード搭載し、迫力の重低音再生が可能
- タフ・ラバープロテクターを装備し、衝撃に強い
- リング付き充電ケースを採用
- イヤーパッドがどれもピッタリ来なかったという声があります。
【6位】Anker Soundcore Liberty Neo 2
サイズ | 8.15 x 3.65 x 3.3cm(充電ケース) |
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重量 | – |
連続再生時間 | イヤホン10時間・充電器併用40時間 |
ノイズキャンセリング機能 | あり |
タイプ | カナル型 |
Bluetooth | Ver.5.0 |
付属品 | Soundcore Liberty Neo 2、充電ケース、イヤーチップ(XS / S / M / L / XL *Mサイズは本体に取り付け済み)、イヤーウィング(S / M / L *Mサイズは本体に取り付け済み)、USB-C & USB-Aケーブル、クイックスタートガイド、安全マニュアル |
その他機能 | 防水仕様IPX7 |
- ベストセラーモデルのワイヤレスイヤホン
- 3層構造のドライバーの搭載により、迫力の重低音再生が可能
- 最大で40時間の長時間再生が可能
- 豊富な付属品を用意
- イヤーフックが外れやすいという声があります。
- 耐久性がやや低いという声があります。
【5位】ソニー WF-C500
サイズ | – |
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重量 | 本体5.4g、ケース35g |
連続再生時間 | イヤホン10時間・充電器併用20時間 |
ノイズキャンセリング機能 | なし |
タイプ | カナル型 |
Bluetooth | Ver.5.0 |
付属品 | – |
その他機能 | 防水仕様IPX4 |
- DSEE搭載で、小型軽量の筐体ながら自然な低音を感じられる
- 本体だけではなくケースも小型で、持ち運びがしやすい
- 専用アプリでイコライザー設定を調整できる
- 短期間で充電ランプの故障が起きたという声があります。
【4位】ラディウス radius HP-V500BT
サイズ | – |
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重量 | – |
連続再生時間 | イヤホン11時間・充電器併用50時間 |
ノイズキャンセリング機能 | あり(通話のみ) |
タイプ | カナル型 |
Bluetooth | Ver.5.2 |
付属品 | 充電ケース×1、イヤーピース(XS、S、M、L)×各1セット、USB Type-Cケーブル(充電用)×1、取扱説明書×1 |
その他機能 | 防水仕様IPX4 |
- カーボンファイバードーム振動板ドライバーを搭載し、迫力の重低音再生が可能
- 最大50時間の長時間連続再生が可能
- aptX Adaptive対応
- イヤホンから音が出ないという初期不良があったという声があります。
【3位】audio-technica SOLID BASS baanaiコラボモデル ATH-CKS5TW LTD
サイズ | 8.3 x 6.8 x 16.8cm(充電ケース) |
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重量 | 8g |
連続再生時間 | イヤホン15時間・充電器併用45時間 |
ノイズキャンセリング機能 | なし |
タイプ | カナル型 |
Bluetooth | Ver.5.0 |
付属品 | 30cm 充電用USBケーブル(USB Type-A/USB Type-C™) イヤピース(XS,S,M,L)、シリコンリング |
その他機能 | 防水仕様IPX2 |
- 世界的なペインター“baanai”コラボレーション限定モデル
- 小型のボディながら、迫力の重低音再生が可能
- 完全ワイヤレス専用に設計されたイヤーピースの採用により、優れたフィット感を実現
- ケースから出してもなかなか接続されないという声があります。
【2位】JVC HA-XC50T-B 完全ワイヤレスイヤホン XXシリーズ
サイズ | 2 x 3 x 5cm |
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重量 | 5.6g |
連続再生時間 | イヤホン4時間・充電器併用14時間 |
ノイズキャンセリング機能 | なし |
タイプ | カナル型 |
Bluetooth | Ver.5.0 |
付属品 | – |
その他機能 | 防水仕様IP55 |
- XXシリーズらしい重低音サウンドとラバープロテクターを装備
- ストリートファッションにもマッチする4色のカラーバリエーション
- アンテナ位置の最適化により、安定した通信が可能
- たまに音が途切れることがあるという声があります。
【1位】JBL TUNE120 TWS 完全ワイヤレスイヤホン
サイズ | 22mm×27mm×15mm |
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重量 | イヤホン本体:各約7.0g、充電ケース:約60.0g |
連続再生時間 | イヤホン4時間・充電器併用16時間 |
ノイズキャンセリング機能 | なし |
タイプ | カナル型 |
Bluetooth | Ver.4.2 |
付属品 | 充電ケーブル、イヤチップ(S / M / L) |
その他機能 | カラフルな4色展開 |
- 名門のJBLらしい、パワフルかつクリーンな音質を実現
- 量感は少なめながら、パワーの集中した低音の再生が可能
- 人間工学に基づいた設計で、フィット感のいい筐体を実現
- カラフルな4色のカラーバリエーション
- 接触不良でうまく充電できない時があるという声があります。
【1万円~高級】重低音が心地よい完全ワイヤレスイヤホンのおすすめ7選
【7位】ソニー 完全ワイヤレスノイズキャンセリングイヤホン WF-SP700N
サイズ | – |
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重量 | 本体のみ(左右各)約7.6g、充電ケース約45g |
連続再生時間 | イヤホン3時間 |
ノイズキャンセリング機能 | あり |
タイプ | カナル型 |
Bluetooth | Ver.4.1 |
付属品 | – |
その他機能 | 防水仕様IPX4 |
- EXTRABASSの採用により、迫力の重低音再生が可能
- スポーツなどのアクティビティにも最適
- デジタルノイズキャンセリング機能搭載により、様々な場所で快適に使用可能
- 充電ケースに入れにくいという声があります。
【6位】オーディオテクニカ ATH-CKS50TW 完全ワイヤレスイヤホン
サイズ | – |
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重量 | ヘッドホン:約8g(L側),約8g(R側)、充電ケース:約60g |
連続再生時間 | イヤホン20時間・充電器併用50時間 |
ノイズキャンセリング機能 | あり |
タイプ | カナル型 |
Bluetooth | Ver.5.2 |
付属品 | 30cm 充電用USBケーブル(USB Type-A/USB Type-C) イヤピース(XS,S,M,L) |
その他機能 | 防水仕様IPX4 |
- 圧巻の重低音再生が可能な大口径ドライバーの搭載
- ケース併用で最大50時間の長時間再生が可能
- コンフォートフィットイヤピースの採用により優れたフィット感を実現
- ノイズキャンセリング機能の効きが弱いという声があります。
【5位】JVCケンウッド HA-XC91T 完全ワイヤレスイヤホン XXシリーズ
サイズ | 2.7 x 2.9 x 3.1 cm |
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重量 | 9g |
連続再生時間 | イヤホン17時間・充電器併用34時間(ノイズキャンセリングOFF時) |
ノイズキャンセリング機能 | あり |
タイプ | カナル型 |
Bluetooth | Ver.5.2 |
付属品 | イヤーピース(S/M/L)各2個、充電用USB Type-C®ケーブル、充電ケース |
その他機能 | 防水仕様IP55 |
- 強力なノイズキャンセリング機能と迫力の重低音再生が可能
- 大口径12mmドライバーユニットの採用
- ラバープロテクターを採用し、衝撃に強い筐体を実現
- 低音の量感が少なめに感じるが、パワーはある印象だという声があります。
【4位】HUAWEI FreeBuds 5 完全ワイヤレスイヤホン
サイズ | 5.01 x 6.66 x 2.73cm(充電ケース) |
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重量 | 53.8g(充電ケース) |
連続再生時間 | イヤホン5時間・充電器併用30時間 |
ノイズキャンセリング機能 | あり |
タイプ | インナーイヤー型 |
Bluetooth | Ver.5.0 |
付属品 | – |
その他機能 | 防水仕様IP54 |
- インナーイヤー型ながら、自然な重低音の再生が可能
- ハイレゾ認証を取得し、解像度の高い高音質再生が可能
- 曲線を多用した美しいデザインの採用
- インナーイヤー型なので、どうしても外れやすいという声がります。
【3位】Bose QuietComfort Earbuds II 完全ワイヤレスイヤホン
サイズ | 2.2 x 1.7 x 3cm |
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重量 | – |
連続再生時間 | イヤホン6時間・充電器併用24時間 |
ノイズキャンセリング機能 | あり |
タイプ | カナル型 |
Bluetooth | Ver.5.3 |
付属品 | – |
その他機能 | 防水仕様IPX4 |
- 最高レベルの強力なノイズキャンセリング機能の搭載
- イヤーチップとスタビリティバンドが3つずつ付属し、最適なフィットが得られる
- CustomTuneサウンドキャリブレーションテクノロジーによる、高音質再生が可能
- 通話中のノイズリジェクション性能の向上により、クリアな音声で会話が可能
- awareモードではノイズが目立つという声があります。
- マイクの音がこもったように聞こえるときがあるという声があります。
【2位】Anker Soundcore Liberty 4
サイズ | 5.88 x 5.65 x 2.91 cm(充電ケース) |
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重量 | 55g(充電ケース) |
連続再生時間 | イヤホン9時間・充電器併用28時間 |
ノイズキャンセリング機能 | あり |
タイプ | カナル型 |
Bluetooth | Ver.5.3 |
付属品 | イヤホン本体、充電ケース、イヤーチップ (4種)、USB-C&USB-A ケーブル、クイックスタートガイド、安全マニュアル、技適マーク認証済み商品(周波数帯:2.40〜2.48GHz) |
その他機能 | 防水仕様IPX4 |
- ウルトラノイズキャンセリング機能により、強度を自動調節できる
- 「A.C.A.A 3.0」により、繊細さとともに、力強い低域の再生が可能
- Soundcoreアプリで、一人ひとりにあった音質にパーソナライズできる
- ノイズキャンセリング機能の効きが弱いという声があります。
【1位】ソニー ワイヤレスノイズキャンセリングイヤホン WF-1000XM4
サイズ | 2.5 x 2.8 x 2.1cm |
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重量 | 7.3g×2 |
連続再生時間 | 最大8時間(NCオン) / 最大12時間(NCオフ)、ケース併用24時間 |
ノイズキャンセリング機能 | あり |
タイプ | カナル型 |
Bluetooth | Ver.5.2 |
付属品 | – |
その他機能 | 防水仕様IPX4 |
- 業界最高クラスのノイキャン性能と、ハイレゾ音質のフラッグシップモデル
- 自然で力強い重低音の再生が可能
- DSEE Extremeの搭載により、様々な圧縮音源を高音質で再生可能
- Qi充電対応
- 購入後1年半くらいからバッテリーの持ちが急に悪くなったという声があります。
完全ワイヤレスイヤホンとは
完全ワイヤレスイヤホンとは、両耳にはめるイヤホンが単体として独立的に機能するもの。
要は線のないイヤホンです。
海外ではAppleのAirPodsを始め「Ear Buds」と総称されており、日本でも同様にイヤーバッズと呼ばれることもあります。
完全とわざわざつくのは、ワイヤレスながら2つのイヤホンがケーブルでつながった旧タイプと差別化するため。
あちこち引っかかるケーブルがわずらわしいという方は、このタイプのイヤホンが最適です。
重低音が心地よい完全ワイヤレスイヤホンの注目したい機能・性能
重低音が心地よい完全ワイヤレスイヤホンの注目したい機能・性能は、以下の3つです。
- フィット感に優れたカナル型
- ダイナミックドライバーを採用している
- 周波数帯域の下の数値が低いモデル
フィット感に優れたカナル型
パワフルな重低音を楽しむには、イヤホンの遮音性も重要です。
遮音性が低いと外部に低音が漏れてしまうので、注意しましょう。
耳に差し込むように装着するカナル型の完全ワイヤレスイヤホンであれば、高い遮音性が期待できます。
外部の雑音も入りにくいので、重低音を重視する場合には、カナル型の完全ワイヤレスイヤホンがおすすめです。
ダイナミックドライバーを採用している
イヤホンに採用されているドライバーには、いくつかの種類が存在します。
迫力のある重低音を再生したい場合には、ダイナミック型のドライバーがおすすめです。
バランスドアーマチュア型(BA型)は、クリアなサウンドを再生するのに適したタイプ。
中高音の再生に優れているので、重低音を重視する場合には避けるのが無難です。
周波数帯域の下の数値が低いモデル
重低音を重視して完全ワイヤレスイヤホンを選択する場合には、音の高低を周波数で表す周波数帯域「Hz」のスペックをチェックしておくのが重要です。
再生周波数帯域は〇〇Hz~〇〇kHzといった単位で表記されますが、低域を表す下の数値を確認しておきましょう。
数値が低いほど、低音サウンドの表現力に優れています。パワフルな重低音を求める場合には、なるべく下の数値が低いモデルを選択するのがコツです。
重低音が心地よい完全ワイヤレスイヤホンのおすすめメーカー一覧
重低音が心地よい完全ワイヤレスイヤホンのおすすめメーカー3つと特徴や評価を解説します。
- Sony
- Bose
- Anker
Sony
Sony・ソニーは言わずと知れた日本を代表するメーカー。
現在は複合企業ですが、元は音を意味するSONICから取ったSONYの社名通り音響技術を専門としたエレクトロニクス企業です。
完全ワイヤレスイヤホンでは、業界売り上げトップ・AppleのAirPodsに対し性能面では勝るモデルを発売しています。
特に重低音には音響マニアからも高評価が集中。
ここでも紹介した2021年の最新モデルでは「ノイズキャンセリングが業界最高クラス」とソニー自身が胸を張っています。
高価になりますが、できるだけ雑音なく最高の重低音を楽しみたい方にはソニーのモデルがおすすめです。
Bose
Bose・ボーズもまた言わずと知れたオーディオ機器専門のアメリカが誇る国際ブランドです。
ボーズといえばスピーカーのイメージがありますが、2000年からヘッドフォンの販売を開始。
その流れで近年ワイヤレスイヤホンも多様に展開しています。
重低音とノイズキャンセリングを得意とし、その場で聴いているような臨場感あるサウンドが持ち味です。
スポーツ・睡眠・航空機用と数多くの種類があるのが、ソニーにない特色。
こちらも高価になりますが、生演奏を聴いているような重低音を色んなシーンで楽しみたい方にはボーズのモデルがおすすめです。
Anker
Anker・アンカーはGoogleの元エンジニアが2011年に創業した中国の深セン市を拠点とするエレクトロニクス企業。
完全ワイヤレスイヤホンでは「Soundcore」シリーズが大ヒット。
Amazonの現売り上げランキングでは2機種がトップ5に入り、AirPodsの3つのモデルと首位争いをするほどの人気です。
何よりの特色は重低音の良さなど音質や機能面に優れながら価格が安いコスパの高さにあります。
ここでも紹介しましたが5,000円を切りながら重低音とノイズキャンセリングに長けたモデルもあるほど。
できるだけ安く最高級の重低音を楽しみたい方には、アンカーのモデルがおすすめです。
重低音が心地よい完全ワイヤレスイヤホンの選び方
重低音が心地よい完全ワイヤレスイヤホンの選び方を以下の5つのポイントから解説します。
- 重低音を重視したい方は、大口径のドライバーを選ぼう
- 重低音と共に、中・高音域のサウンドも楽しみたい方はハイブリッド・モデルを選ぼう
- 重低音を逃がさないイヤーピースを選ぼう
- 重低音は消耗が多い分、バッテリー性能の高いモデルを選ぼう
- 重低音の世界に浸るために、ノイズキャンセリング機能が高いモデルを選ぼう
重低音を重視したい方は、大口径のドライバーを選ぼう
イヤホンの心臓部・音源を司るドライバーは、一般的にダイナミック・ドライバーと呼ばれるものが多く、低音域の再生に優れています。
最近では5,000円以下の低価格帯モデルの多くもダイナミック・ドライバーを搭載しているので、ある程度は重低音を感じられます。
それ以上の迫力を求める方は、ドライバーの大きさ・口径に注目してください。
大体10㎜以上が大型になり、最大で15㎜ほどになります。
またドライバーが2つ搭載されたデュアル・ドライバーも重低音に特化したイヤホンと言えます。
重低音と共に、中・高音域のサウンドも楽しみたい方はハイブリッド・モデルを選ぼう
イヤホンの性能は重低音で決まるとも言われますが、やはり低いサウンドばかりでは疲れてしまうもの。
抜けのいい高音域のクリアサウンドがあれば、重低音をより引き立ててくれるでしょう。
そのためここでも紹介するラディウスのような高級ブランドの中にはハイブリッド・モデルがあります。
2つ以上のドライバーを組み合わせた構造により、重低音とその他の音域が融合されたサウンドが楽しめるのです。
ただ、やはりその分、価格は高くなります。
重低音を逃がさないイヤーピースを選ぼう
完全ワイヤレスイヤホンで重低音を楽しみたい方は、まず音漏れのするインナーイヤー型より密閉タイプのカナル型を選びましょう。
ただここでも紹介したよう、インナーイヤーにもカナル型と融合したタイプもあります。
そして耳穴に直接触れるイヤーピースも大きなポイント。
AppleのAirPodsなどで採用されているようシリコン製、またはウレタン製のものが密閉性に優れています。
ソニーなど各メーカーは単品でイヤーピースを安価に販売しているので、他社製品を試してみるのもありでしょう。
重低音は消耗が多い分、バッテリー性能の高いモデルを選ぼう
一般的に重低音向きのダイナミック・ドライバーは、バランスド・アーマチュア型など全音域カバーのドライバーより振動が多い分、消耗も激しいと言われています。
イヤホン単体で連続再生時間が長いモデルを選べば、面倒なバッテリーチャージの手間がかかりません。
最近ではソニーやラディウスなどの高級イヤホンでも10時間近くの単体バッテリー性能があります。
また、安価なイヤホンでも7時間ほどのモデルもあり、長時間じっくり重低音を聴きたい方にはおすすめです。
重低音の世界に浸るために、ノイズキャンセリング機能が高いモデルを選ぼう
多くは高価なモデルになりますが、雑音をカットするノイズキャンセリング機能に優れたイヤホンは数多く販売されています。
重低音サウンドは特に犬の鳴き声や電車の発信音など高音域のノイズを呼び込みやすいもの。
AirPodsやソニーの最新モデルなど、ノイズキャンセリングに極めて優れたモデルであれば、いつどこででもユーザーは音楽だけの世界に浸れるでしょう。
また外部音取り込み機能があれば、一緒にいる人の声や駅構内のアナウンスなど必要な音を拾いながらサウンドを楽しむこともできます。
重低音が心地よい完全ワイヤレスイヤホンの重要ポイントまとめ
重低音が心地よい完全ワイヤレスイヤホンの重要なポイントは以下の3つです。
- 一般的に重低音が出やすいカナル型の製品から選ぶことをおすすめします。
- ダイナミックドライバーを採用したダイナミック型のモデルを選ぶことで、量感のある重低音の再生に強いモデルを選べる。
- イヤーピースの設計が、低域の再生に優れた特性や形を持った製品を選ぶことも大切。
この記事を書いたライターからのコメント
ロックやポップスを始め、EDMやヒップホップなど、量感のある重低音が必要なジャンルの音楽を気軽に聞きたいときに、重低音ワイヤレスイヤホンは最適な製品だと思います。
深く沈みこむような低域を再生するモデル、量感はそこそこながらスピードとパワーのある重低音を再生してくれるモデルなど、それぞれの聞きたい音楽のジャンルによって、マッチするモデルも変わってきます。
ぜひ、あなたの求めている重低音を鳴らしてくれるワイヤレスイヤホンを探してみてください。

ライター:アトキ
設計事務所やサイン看板製作会社などに勤務後、フリーランスとして、幼少の頃から続けている趣味のことについて書いている趣味人ライターです。好きなことは、音楽(ロック、シティポップ、クラシック)、オーディオ(ピュアオーディオを中心に全般)、自動車(小さな車が特に好き)、自転車(ミニベロ、クロモリロードなど)、釣り(フライフィッシング、ナマズ、淡水小物釣り)など。埼玉県在住。
※商品紹介、まとめの部分を執筆しました。





