壁掛けスピーカーとは
壁掛けスピーカーとは文字どおり、壁に掛けられるスピーカーのことです。壁掛けスピーカーの最大のメリットは置く場所に困らないということ。部屋をすっきりとさせ、インテリアとして生かしたいという人におすすめです。
壁掛けスピーカーの選び方
壁掛けスピーカーの選び方を以下の3つのポイントから解説します。
- 高音質スピーカーで臨場感のあるサウンドを堪能
- 薄型スピーカーで、より自由により手軽に装着
- インテリアに馴染むおしゃれなスピーカーで差をつける
高音質スピーカーで臨場感のあるサウンドを堪能
壁掛けスピーカーで臨場感のあるサウンドを堪能したいという方には高音質な壁掛けスピーカーがおすすめです。壁掛けスピーカーは音質にこだわっているものとそうでないものがあります。音質にこだわりたい方は高音質な壁掛けスピーカーを選ぶことが大切です。
薄型スピーカーで、より自由により手軽に装着
壁掛けスピーカーは全てが薄型というわけではありません。壁掛けスピーカーの中には存在感のある形状もあります。存在感のある形状のものを選ぶと設置する場所によっては圧迫感を感じてしまうことも。部屋に壁掛けスピーカーを違和感なく設置したいという方には薄型スピーカーがおすすめです。
インテリアに馴染むおしゃれなスピーカーで差をつける
デザイン重視の方にはおしゃれなスピーカーがおすすめです。壁掛けスピーカーのデザインは豊富なので、お気に入りのデザインを見つけてみるのも良いですね。インテリアに馴染むおしゃれなスピーカーで他の人と差をつけられます。
壁掛けスピーカーの種類
壁掛けスピーカーの主な2つの種類を解説します。
- アクティブスピーカー
- パッシブスピーカー
アクティブスピーカー
アクティブスピーカーとは、電源さえあればそれ1つだけで音が出せるものです。パッシブスピーカーと共に、スピーカーを2つに大別する種類でもあります。
アクティブスピーカーは音を造り出すアンプを内蔵しており、最近流行のUSB給電のBluetoothスピーカーの大半もこのタイプ。Amazonの「Echo」シリーズやAppleの「HomePod」シリーズなども基本アクティブスピーカーです。
メリットは低価格でコンパクトなこと。一方で、音質面では多くを期待できません。スマホやタブレットなど多くのデバイスで気軽に音楽を楽しみたいという人にはアクティブスピーカーの壁掛けモデルがおすすめです。
パッシブスピーカー
パッシブスピーカーは、それ自体では音を出せません。パッシブという名の通り、電源の入ったアンプの「受け皿」になって初めてサウンドを出せるスピーカーです。パッシブスピーカーはアンプを内蔵していない分、その多くが高度な内部構造を持っています。
本体下部に穴を開けて音の抜けを良くするバスレフ型などが代表的なタイプです。
音質が非常に良いということの反面、工夫が成され形状も大型が多いため、値段も高くなります。多少お金をかけてでも音響にこだわりたいという人にはパッシブスピーカーの壁掛けモデルをおすすめです。
壁掛けスピーカーを使用するメリット
壁掛けスピーカーのメリットは、以下の2つです。
- より良いサウンドが聴ける
- 省スペースで部屋を広く感じさせる
より良いサウンドが聴ける
壁掛けスピーカーは普通の据え置きスピーカーよりも一般的に良い音を鳴らします。
スピーカーは床や壁など設置面が多いと音響的に干渉を受けてしまい、サウンドにゆがみが生じやすくなります。その点、壁掛けスピーカー、また天井吊りスピーカーであれば接地面は最小限。音も上から降ってくるので部屋全体を包み込む効果も発揮します。
3DサラウンドタイプのサウンドバーやBoseなどの本格スピーカーであれば、壁掛けならではの広範な音響効果をより実感できるでしょう。
省スペースで部屋を広く感じさせる
壁掛けスピーカーは何と言っても場を取りません。多くの部屋は壁面や天井が空白地帯、いわゆるデッドスペースになっています。
壁掛けスピーカーや壁掛けテレビ、また植物のハンギングなどでデッドスペースを生かせば、部屋はユニークかつおしゃれになります。
部屋全体を広く感じさせることにもつながるので、賃貸住宅で窮屈な思いをされている方には良い選択肢になるでしょう。
賃貸でも壁掛けスピーカーは使用可能?
賃貸住宅に住む方でも壁掛けスピーカーは充分に利用できます。多くの賃貸ではピンや画鋲の使用が認められる一方、釘やネジで穴を開けると引っ越しの際に修繕費を請求されがちです。
しかしここでも紹介したよう、200g程度の壁掛け対応Bluetoothスピーカーであればピン1つでも吊り下げは十分可能です。最近のBluetoothスピーカーは2つそろえるとステレオ音響になるので音質面でも大きな問題はありません。
5~6㎏ある本格的なパッシブスピーカーを壁掛けしたいという方には、多くのサイトでも紹介されている「壁美人」をおすすめします。ホッチキスで壁に止めるタイプなので穴は最小限、ブラケットや金具の購入は必要になりますがDIYで設置可能です。
主に石膏ボードの壁にしか使えないのが難点ですが、一般的に多くの賃貸が石膏仕様なので該当される方は多いでしょう。
おしゃれな壁掛けスピーカーのおすすめ9選
おすすめの壁掛けスピーカーを紹介します。
ケーズウェーブ 壁掛けフラットスピーカー超薄型 Wall Speakerホワイト PLB-501W
最初に紹介するおすすめの壁掛けスピーカーは、「ケーズウェーブ 壁掛けフラットスピーカー超薄型 Wall Speakerホワイト PLB-501W」です。
サイズ・重さ | (長さx幅x高さ)37 x 183 x 270 mm・990g×2 |
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種類 | パッシブ |
タイプ | 分離型 |
再生周波数帯域 | 75Hz-20kHz |
最大出力 | 40W×40W |
- 幅わずか37㎜で重さもわずか990g、時計のように壁掛けが楽にできる超薄型のフラットモデル
- 縦横30cm以下のコンパクトサイズでも、最大出力40Wのスピーカーが2つそろったハイパワー設計
- 背面にケーブル通し溝あることで、よりフラットにスピーカーを壁掛け設置できる
「ケーズウェーブ 壁掛けフラットスピーカー超薄型 Wall Speakerホワイト PLB-501W」の特徴
白系の壁や壁紙との相性が抜群、ホワイトカラーでおしゃれな超薄型モデルです。
壁掛けの際、持ち家なら壁にネジ穴を2つ開けるだけでいいので手間がほとんどかかりません。
BOSE FREESPACE FS2SE PAIR WHT 壁掛け型スピーカー ホワイト FS2SEW
次に紹介するおすすめの壁掛けスピーカーは、「BOSE FREESPACE FS2SE PAIR WHT 壁掛け型スピーカー ホワイト FS2SEW」です。
サイズ・重さ | 商品寸法 (長さx幅x高さ)18.2 x 11.4 x 11.3 cm・1.63kg |
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種類 | パッシブ |
タイプ | 分離型 |
再生周波数帯域 | 95Hz~16,000Hz |
最大出力 | 16W (連続)64W (ピーク) |
- 縦横ともに20cm以下で重さも1.63㎏、壁掛け用のBoseの本格派スピーカー・2020年最新モデル
- コンパクトサイズながら、ピーク時の最大出力が64Wとハイパワー設計、防滴性能IP55対応で屋外設置も可能
- 3種類のブラケット(壁掛け取り付け器具)が付属、斜め下などアングル調整ができるブラケットもあり
「BOSE FREESPACE FS2SE PAIR WHT 壁掛け型スピーカー ホワイト FS2SEW」の特徴
世界を代表する音響ブランド・Boseの店内や施設などの商業利用に適した軽量ハイパワーモデルです。
背面にトランスフォーマータップがあり、ドライバーで好みの出力に手動調整できるのもうれしい所。
JBL CLIP3 Bluetoothスピーカー IPX7防水 JBLCLIP3BLK
次に紹介するおすすめの壁掛けスピーカーは、「JBL CLIP3 Bluetoothスピーカー IPX7防水 JBLCLIP3BLK」です。
サイズ・重さ | 9.7 x 13.7 x 4.6・220g |
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種類 | アクティブ |
タイプ | 一体型(フルレンジ) |
再生周波数帯域 | 120 Hz – 20kHz (-6dB) |
最大出力 | 3W×2 |
- 超軽量220gの壁掛け用・Bluetoothスピーカー、現在「Amazon’s Choice」にも選ばれた人気商品
- コンパクトサイズながら、約3時間の充電で連続再生時間が最大10時間のスタミナ設計
- 40㎜のドライバーユニット採用、ブラック・ブルーなど5色の豊かなカラーバリエーション
「JBL CLIP3 Bluetoothスピーカー IPX7防水 JBLCLIP3BLK」の特徴
重さが普通のリンゴ一個分より軽いわずか220g、賃貸住宅でも小さなピン留めフックで充分に壁掛け可能なモデルです。
キーホルダーにもよく使われるカラナビつきなので、自転車のハンドルやリュックのストラップにつけるなどアウトドアでも使えます。
JBL 2wayコンパクトスピーカー(ペア) Control 1 PRO
次に紹介するおすすめの壁掛けスピーカーは、「JBL 2wayコンパクトスピーカー(ペア) Control 1 PRO」です。
サイズ・重さ | (長さx幅x高さ)143 x 232 x 15.7 cm・2.3kg |
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種類 | パッシブ |
タイプ | 分離型 |
再生周波数帯域 | 80Hz~20kHz |
最大出力 | 許容入力:150W |
- スピーカーの名ブランド「JBL」による壁掛けに対応した個人用・商用の両方に適したモデル
- DIY初心者でもできる「ウォールマウント」仕様、最大出力が2つで150Wのハイパワー設計
- 別売りの取り付け金具「CTLB-1」などをつければ縦横両方の設置が可能、マイクスタンド設置用の金具もあり
「JBL 2wayコンパクトスピーカー(ペア) Control 1 PRO」の特徴
アメリカに本社を置く音響の国際ブランド「JBL」によるオーソドックスかつコスパの高い本格派の壁掛けモデルです。
レコーディングスタジオのスピーカーにも迫る「JBL・PROシリーズ」だとメーカーも自信を見せています。
ソニー サウンドバー HT-G700 3.1ch 4K HDR HDMI付属
次に紹介するおすすめの壁掛けスピーカーは、「ソニー サウンドバー HT-G700 3.1ch 4K HDR HDMI付属」です。
サイズ・重さ | 10.8 x 98 x 6.4 cm・14 Kg |
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種類 | アクティブ |
タイプ | 分離型 |
再生周波数帯域 | 不明 |
最大出力 | 400W(フロント100W×2・センター100W・ウーファー100W) |
- センタスピーカーと2つの正面スピーカーに加え、ワイヤレス接続の独立ウーファーもついたサウンドバー
- ソニー独自のバーチャルサラウンド技術により、大型TVでの視聴をさらに盛り上げる立体音響を実現
- スマホからの音楽も再生可能なBluetoothモデル、ウーファーも2.4GHz帯ワイヤレス接続で障害物があっても通信可能
「ソニー サウンドバー HT-G700 3.1ch 4K HDR HDMI付属」の特徴
大型TVでの映画鑑賞などに最適な広がりのある音響技術に加え、壁掛けにも対応したソニーのサウンドバーです。
サウンドバーの正面にOPEDディスプレイがあって動作状況を確認できるのも大きな魅力でしょう。
ヤマハ サウンドバー YAS-109 Alexa搭載 HDMI DTS Virtual:X
次に紹介するおすすめの壁掛けスピーカーは、「ヤマハ サウンドバー YAS-109 Alexa搭載 HDMI DTS Virtual:X」です。
サイズ・重さ | 890W×53H×131Dmm、890W×131H×62Dmm(壁掛け設置時、スペーサー含む)・3.4kg |
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種類 | アクティブ |
タイプ | 分離型 |
再生周波数帯域 | フロントL/R:170Hz~22kHz・ツイーター:5kHz~23kHz |
最大出力 | フロントL/R:30W×2、サブウーファー:60W |
- バーチャル3Dサラウンド技術「DTS Virtual:X」により前後左右はもちろん上からも降ってくる包み込むサウンドを実現
- AmazonのAI「Alexa」内蔵で音声操作も可能、「Spotify」などと連携しアーティスト指定などで選曲もできる
- 映画・テレビ番組・音楽・スポーツ・ゲームの5種類のコンテンツに合わせたサラウンド再生も可能
「ヤマハ サウンドバー YAS-109 Alexa搭載 HDMI DTS Virtual:X」の特徴
本格派のサウンドバーとしては珍しく薄型のフォルムで優しいファブリック素材を採用したBluetooth対応モデル。
現在Amazonで「Amazon’s Choice」に選ばれた人気商品、かつ高コスパ品でもあります。
6㎝ほどの小さなスペーサーだけで壁掛けモデルに変身するのも大変便利です。
Behringer パッシブスピーカー 5.5インチウーハー 0.5インチツイーター 1C-BK ブラック
次に紹介するおすすめの壁掛けスピーカーは、「Behringer パッシブスピーカー 5.5インチウーハー 0.5インチツイーター 1C-BK ブラック」です。
サイズ・重さ | 15W×22.5H×14.2Dcm・1.8kg(1本) |
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種類 | パッシブ |
タイプ | 分離型 |
再生周波数帯域 | 60Hz~23kHz |
最大出力 | 50W×2 |
- 重低音の5.5インチウーファーと高音の0.5インチツイーターの2-Way構成、スタジオモニターにも使えるハイサウンド仕様
- 1本50Wの高出力で商業施設での大音量再生にも最適、現在Amazonで2台1セットが10,000円強のコスパの高さ
- 高さ22㎝、重さ1.9㎏なので壁掛けや天井吊りに最適、各種取り付け金具も同梱
「Behringer パッシブスピーカー 5.5インチウーハー 0.5インチツイーター 1C-BK ブラック」の特徴
ドイツ発祥の国際ブランド「ベリンガー社」によるスタジオモニターや商業利用もできるコンパクトでハイパワーな壁掛けモデルです。
Amazon取り扱い品でも実質3年間の製品保証がついているのも頼もしい所。
OBERON ONWALL DW(ダークウォルナット) オンウォール・スピーカー 2台1組
次に紹介するおすすめの壁掛けスピーカーは、「OBERON ONWALL DW(ダークウォルナット) オンウォール・スピーカー 2台1組」です。
サイズ・重さ | 245x385x120 mm・4.9kg |
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種類 | パッシブ |
タイプ | 分離型 |
再生周波数帯域 | 55Hz~26kHz |
最大出力 | 50W×2 |
- ウーハーとツイーターの2Way方式、独自のマグネット構造やボイスコイルの採用で最高級のサウンドを表現
- ハイエンドスピーカーでお馴染み、DaliのOberonシリーズの中でも大人気、色違いのホワイトもあり
- 大口径ドライバーやSMC搭載など、独自技術の組み合わせでステレオとサラウンド共に最高の音質を実現
「OBERON ONWALL DW(ダークウォルナット) オンウォール・スピーカー 2台1組」の特徴
洗練された北欧家具でも有名なデンマーク・デザインによるおしゃれな薄型の壁掛けモデルです。
コンパクトさと最高級サウンドの両立を追求した名機ですが、そのぶん高価なのが痛い所。
Dali Alteco C-1 WN ユニバーサルスピーカー (ウォールナット)
次に紹介するおすすめの壁掛けスピーカーは、「Dali Alteco C-1 WN ユニバーサルスピーカー (ウォールナット)」です。
サイズ・重さ | (長さx幅x高さ)20 x 16 x 26.5 cm・2.8kg |
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種類 | パッシブ |
タイプ | 分離型 |
再生周波数帯域 | 74 – 60000 Hz |
最大出力 | 50W×2 |
- 3Dサラウンドに関するDali独自の技術、最新イマーシブ・サラウンド・フォーマット採用で最高級の音を実現
- おしゃれなデンマーク・デザイン、スピーカー本体が斜め下を向いた壁掛け用に最適化したフォルム
- スピーカーの上などに置くと天井の反響を利用して3Dサラウンドを鳴らす「イネーブルドスピーカー」としても利用可能
「Dali Alteco C-1 WN ユニバーサルスピーカー (ウォールナット)」の特徴
日本でも壁掛けスピーカーの代表的なモデルとして知られる、Dali社の「Alteco C-1」で多目的に使い回せるタイプです。
2段階のモードスイッチがあり、使用環境に応じて柔軟に調整できるのも見所。
ただ極めて高価なので購買層はかなり絞られるでしょう。
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まとめ
壁掛けスピーカーにもこれだけたくさんの機能、特徴を備えたものがあります。音質や薄さデザイン性。何を重視するかで選ぶポイントも変わってくるでしょう。ライフスタイルに合った壁掛けスピーカーで快適なサウンドを堪能されてはいかがでしょうか。