購入できるONKYOのおすすめ名機スピーカー7選|小型スピーカー、トールボーイ

木製のスピーカー

オンキョー(ONKYO)のスピーカーは、国産の中でも名機と呼ばれる優れた製品が数多く存在し、今でも世界中で高い人気があります。

また、スピーカーユニットやネットワーク、振動板などをすべて自社で製造している数少ないメーカーでもあります。

この記事では、現行の製品はもちろん、情報が少なく探しづらい生産終了してしまった名機やその後継機種、中古の製品なども含めて、高音質で評判のいいおすすめ機種を紹介しています。

小型スピーカーをはじめ、トールボーイや90年代の名機など、様々なオンキョーのスピーカーを探している方のお役に立てれば嬉しいです。

ぐーちょ編集部
ぐーちょ編集部:家電担当

家電業界一筋20年!某大手総合家電メーカーの商品企画部で主にテレビの担当をしていました。また、長期に渡って家電全般の販売に携わってきた経験を活かしてお客さまの商品選びのお手伝いができるようなコンテンツ制作を行っております。


黒いスピーカー
アンプ内蔵スピーカーのおすすめ10選|高音質で小型や、人気メーカーも

ONKYOのスピーカーとは?その歴史

ONKYOのスピーカーとは?その歴史

ONKYOのスピーカーとは、1946年に創業の音響ブランド社が製造する高音質なスピーカーで、世界中にファンが存在します。

音質に直接関わるボイスコイルや振動板などのパーツをすべて自社製造している数少ないオーディオメーカーです。

エントリークラスのモデルから、長年愛用されているハイエンドな商品まで、幅広いラインナップを誇ります。

オンキヨー株式会社は2020年に、オンキヨー&パイオニアを合併し、社名をオンキヨーから、オンキヨーホームエンターテイメントへと変更しました。

ここでホームAV事業を行っていたわけですが、オンキヨーホームエンターテイメントは2022年5月13日付で破産手続を開始しています。

ぐーちょ編集部

「オンキヨー株式会社」は2021年にオンキヨーホームエンターテイメントから独立して、現在ネットビジネス事業を展開しています。

オンキヨー株式会社では、もうホームAV機器は作っていないんですね。

ONKYO(オンキョー)はすでに生産終了してる?後継は

現在、オンキヨーのホームAV機器は、(米)VOXX Internationalの子会社であるPremium Audio Companyとシャープの合弁会社の「オンキヨーテクノロジー株式会社」が製造しています。

オンキヨーテクノロジー株式会社ではオンキヨーとパイオニア製品を支えていたエンジニアが活躍されています。

現在、日本国内ではオンキヨー、パイオニア製品は、ティアック株式会社が販売代理店になっています。

長い歴史を持つメーカーだけに、今までに数々のモデルを発売してきており、生産終了したモデルもたくさん存在します。

ただ、スピーカーという製品の特性上、最新の製品だけが素晴らしいということではなく、過去の名機にしか出せない独特の音質を持つ製品なども存在しており、そのような製品の新古品や中古品を探し出す楽しみもオーディオにはあります。

また、過去の名機とされるスピーカーの後継機種も複数販売されているので、自分の気に入った音質の製品を、ぜひ見つけてみてください。

参考
オーディオ&ビジュアル製品情報:ピュアスピーカー|オンキヨー株式会社ONKYO

ONKYOのスピーカーの特徴と評価

ONKYOのスピーカーの特徴と評価

ONKYOスピーカーの特徴を以下の3つのポイントから解説します。

  • 製品作りの特徴
  • 音質面での特徴
  • スピーカーとしての評価

製品作りの特徴

ONKYOは正式にはオンキヨー株式会社といいます。1946年に創業して以来、DENONやYAMAHAなどと同様にピュアオーディオ衰退期を乗り越えてきた日本の音響メーカーです。

オンキヨーは、スピーカーのユニットや振動版、ネットワークなどすべてを自社生産している数少ない音響メーカーです。作られた一つ一つの製品に込められた熱い思いが良い音を作り出しているといえます。

音質面での特徴

ONKYOスピーカーの音の特徴は高域の鮮やかさと繊細さをベースにしたものです。ハイレゾにいち早く取り組んだメーカーということもあり高域にこだわりを持っているように感じます。

通常高コストになってしまうリング型のツィーターをほとんどの機種で使用できているのも、こだわりが感じられます。

スピーカーとしての評価

ハイエンドモデルから安価なスピーカーに至るまで全体的に評価が高いのが特徴です。やはり高域の鮮やかで心地よい音が聞けることへの評価が大きいようです。

ホームシアターを作るなら特におすすめで、高出力のアンプを使うことによってスピーカーの最大限の音を引き出すことができます。
アクティブスピーカーにも以前から力を入れていて、高品質、高音質でとても高い評価を得ています。PCやテレビで使うと特に違いがわかるのでおすすめです。

スピーカーの人気メーカー「ONKYO」と「YAMAHA」を比較

スピーカーを選ぶ時に選択肢に入ってくるのが、人気メーカーのONKYOやYAMAHAでしょう。それぞれ音はどう違うのでしょうか。

まずYAMAHAは、初心者におすすめの入門機から中級機までのラインナップがあり、雑味の少ない割とスッキリとしている音質が特徴です。そのため、ホームシアター系の機器との相性が抜群です。

ONKYOはハイエンドモデルを多く作りつつも、自社製作ゆえに価格面では抑えているので低価格で上質な音を楽しめるスピーカーを販売しています。高域にも定評があるのでホームシアターにはもちろんのこと、コスパがよく高品質なスピーカーで幅広く音楽を楽しめるという面でONKYOをおすすめします。

ONKYO(オンキョー)スピーカーの選び方

2つ並んだオーディオスピーカー

ONKYO(オンキョー)スピーカーの選び方を以下の3つのポイントから解説します。

  • パッシブタイプとアクティブタイプを選ぼう
  • 部屋のサイズに合わせて選ぼう
  • オンキョー独自の技術で選ぼう

パッシブタイプとアクティブタイプを選ぼう

オンキョーのスピーカーにはパッシブタイプとアクティブタイプの2種類が存在します。アクティブタイプは本体にアンプを搭載しているのが特徴。別途アンプを用意する必要がなく、気軽に導入できるのがメリットです。

パッシブタイプはアンプと接続して使用する必要はありますが、高音質なサウンドを再生できるモデルが多く存在します

部屋のサイズに合わせて選ぼう

6畳ほどの部屋で使用するのであれば、アクティブタイプのブックシェルフ型スピーカーがおすすめ。アンプなしで使えるので設置スペースを取りません。10畳前後の部屋であれば、パッシブ対応のブックシェルフ型。許容入力の大きなパッシブタイプであれば、音の厚みや表現力が増します。

15~20畳の部屋であれば、パッシブタイプのトールボーイ型が魅力的。迫力ある低音と伸びやかな中高音が楽しめます。

オンキョー独自の技術で選ぼう

バランスに優れてサウンドを求めている場合には、「ノンプレスONFウーファー」を採用してオンキョーのスピーカーがおすすめ。音の立ち上がりに優れており、パワフルな重低音が再生できます

アクティブタイプのオンキョースピーカーを購入する場合は、「VLDigital」技術の搭載有無も確認しておきたいところ。デジタル特有のサウンドノイズを抑えたクリアな音を再生できるのが魅力です。

ONKYOのスピーカーのおすすめ7選

おすすめのONKYOのスピーカーを紹介します。

ONKYO 2ウェイスピーカーシステム (2台1組) D-NFR9(D)

形式2ウェイ、バスレフ型
サイズ16.7D x 26W x 29.9H cm
重量3.9kg
タイプブックシェルフ
最大重量70w
評価・レビュー
高域の音質の良さ
(4.0)
中、低域の音質の良さ
(3.5)
表現力の高さ
(4.0)
ポイント
  • リングツィーターユニットを採用し、きれいな高域を再生
  • リアルウッドを使った突板仕上げを採用
  • ネジ式ターミナルの採用により太いケーブルも使用可
気になるポイント
  • やや音がこもって聞こえるという声があります
こんな人におすすめ
音のバランスが取れたブックシェルフスピーカーがほしい方におすすめ

オンキョー 2ウェイ・スピーカーシステム D-012EXT(D)

形式2ウェイ、バスレフ型
サイズ25.9D x 14.8W x 26.4H cm
重量3.6kg
タイプブックシェルフ
最大重量80w
評価・レビュー
高域の音質の良さ
(3.5)
中、低域の音質の良さ
(3.5)
表現力の高さ
(4.0)
ポイント
  • 10cm N-OMFウーファーの採用によりクリアな高音質再生が可能
  • 砲弾型イコライザーの装備により帯域の乱れを抑制
  • MDFの採用により、ひびきの良さを実現
気になるポイント
  • 低域がブーミーすぎるとの声があります
  • ネットを外すとロゴなどの表記がないため安っぽいとの声があります
こんな人におすすめ
小型で力強い低音を再生できるスピーカーがほしいかたにおすすめ 

ONKYO スピーカーシステム(2台1組) D-412EX

形式2ウェイ、バスレフ型
サイズ幅214×高さ347×奥行き323mm
重量10.2kg
タイプブックシェルフ
最大重量200w
評価・レビュー
高域の音質の良さ
(4.0)
中、低域の音質の良さ
(4.0)
表現力の高さ
(4.5)
ポイント
  • 「A-Silk OMF」振動板の搭載
  • ユニット間の相互干渉をなくし高音質再生を実現
  • 真鍮削り出しターミナルの採用
気になるポイント
  • 帯域バランスがいまいちという声があります
  • 硬めの音質傾向でクラシックなどには向かないという声があります
こんな人におすすめ
コンパクトなスピーカーでハイクオリティなサウンドを楽しみたい方におすすめ

ONKYO 2ウェイ・スピーカーシステム (1台) D-309E(D)

形式2ウェイ、バスレフ型
サイズ270×952×300mm
重量10.7kg
タイプトールボーイ
最大重量100w
評価・レビュー
高域の音質の良さ
(3.5)
中、低域の音質の良さ
(4.0)
表現力の高さ
(3.5)
ポイント
  • 音楽性の高いウーファーユニットの採用
  • 好みの製品を選べるカラーバリエーション
  • バスレフダクトや吸音材の配置にもこだわったキャビネット
気になるポイント
  • 少し大きいと感じるという声があります
  • 設置時に滑りやすいという声があります
こんな人におすすめ
使いやすいトールボーイスピーカーがほしい方におすすめ

ONKYO INTEC275 スピーカーシステム (2台1組) D-202AXLTD

形式2ウェイ、バスレフ型
サイズ20.5D x 35.2W x 33.3H cm
重量4kg
タイプブックシェルフ
最大重量80w
評価・レビュー
高域の音質の良さ
(4.0)
中、低域の音質の良さ
(4.0)
表現力の高さ
(4.5)
ポイント
  • 発売から長い時間がたっても評価され続けている名機
  • きれいで、密度の濃い中域を再生
  • 振動板に天然シルク素材を採用
気になるポイント
  • 商程度の良い中古品が少ないという声があります
  • しっかりとしたアンプやケーブルなどを用意しないと、きちんと鳴らないという声があります
こんな人におすすめ
往年の名機の音を堪能してみたい方におすすめ

ONKYO スピーカーシステム (1台) D-312E

形式2ウェイ、バスレフ型
サイズ幅236×高さ353×奥行き346mm
重量12.2kg
タイプブックシェルフ
最大重量200w
評価・レビュー
高域の音質の良さ
(4.5)
中、低域の音質の良さ
(4.5)
表現力の高さ
(4.5)
ポイント
  • 従来比約3.5倍の強度を誇る振動板の採用
  • 直径140mm、重量1090gの巨大なサイズのフェライトマグネットを採用
  • リング型振動板を採用したツィーターの搭載
気になるポイント
  • 高域がきついと感じるという声があります
  • 音作りが優等生すぎてつまらないという声があります
こんな人におすすめ
中低域に迫力があるブックシェルフスピーカーがほしいかたにおすすめ

ONKYO ギターアコースティック・スピーカーシステム (2台1組) D-TK10

形式2ウェイ、バスレフ型
サイズ(H×W×D)mm133×276×220mm
重量2.9kg
タイプブックシェルフ
最大重量200w
評価・レビュー
高域の音質の良さ
(4.5)
中、低域の音質の良さ
(4.0)
表現力の高さ
(5.0)
ポイント
  • 高峰楽器製作所と共同開発のギターアコースティック・スピーカー
  • ギター製作で使用されるマホガニー材を使ったキャビネットの採用
  • 受注生産の特別モデルで、なめらかな音が特徴の高音質再生が可能
気になるポイント
  • ソフトでまとまっているが期待したほどの音質ではなかったという声があります
  • サランネットがないため、子供のいたずらが気になるとの声がありました
こんな人におすすめ
小型で高音質再生が可能な、仕上げも美しいスピーカーが欲しい方におすすめ
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ONKYOのスピーカーの重要ポイントまとめ

ONKYOのスピーカーの重要ポイントまとめ

ONKYOのスピーカーの重要なポイントは以下の3つです。

  • 新製品にこだわらず、気に入ったスピーカーを見つけよう!
  • インプレなどを参考に音質傾向を確かめてから選ぼう!
  • 定番モデルや名機の後継機種もおすすめ!

この記事を書いたライターからのコメント

オンキョーのスピーカーというと、名機D-77NEなどの3ウェイのシリーズを思い出します。

解像度が高くクリアで開放的な音質傾向で、ポップスなどによく合うスピーカーです。最新のモデルにもオンキョーらしい高解像度で切れの良い音質が受け継がれており、名機のシリーズの後継機種も出ています。

新しい製品も、往年の名機も、どちらにも魅力があると思います。

アトキ loading=
ライター:アトキ

設計事務所やサイン看板製作会社などに勤務後、フリーランスとして、幼少の頃から続けている趣味のことについて書いている趣味人ライターです。好きなことは、音楽(ロック、シティポップ、クラシック)、オーディオ(ピュアオーディオを中心に全般)、自動車(小さな車が特に好き)、自転車(ミニベロ、クロモリロードなど)、釣り(フライフィッシング、ナマズ、淡水小物釣り)など。埼玉県在住。

※製品紹介、ONKYOのスピーカーとは、生産終了してる?の部分を執筆しました。


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