折りたたみヘッドホンのおすすめ11選【有線・ワイヤレス】ノイキャン搭載も

ノートパソコンとヘッドホン

通勤通学にはノイズキャンセリングのある高音質なヘッドホンがいいと思うんだけど、イヤホンくらい安いものはあるの?

騒音の多い中で使うのに最適なヘッドホンは、Sony製を始めとして安い価格帯でも有線・ワイヤレス共に数多くあります。

折りたたみ収納ができる軽量コンパクトな小型モデルであれば、持ち運びにも便利で長時間使っても疲れにくいです。

特に通勤通学中、スマホで聴くのに最適な折りたたみヘッドホンのおすすめ品を紹介しますので、どうぞお役立てください。


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折りたたみヘッドホンの選び方

折りたたみヘッドホンの選び方
折りたたみヘッドホンの選び方を以下の5つのポイントから解説します。

  • 密閉型・開放型か
  • 有線・ワイヤレスかで選ぶ
  • 音質、ハイレゾ音源対応をチェックする
  • ノイズキャンセリング機能搭載か
  • デザイン・重量で選ぶ

密閉型・開放型か

折りたたみヘッドホンは基本的な2タイプ、クローズドな密閉型かオープンイヤーの開放型かで選ぶこともできます。

通勤通学などできるだけ騒音を耳に入れたくない方には密閉型がおすすめで、ノイズキャンセリング機能があればなお最適です。

開放型の折りたたみ式は数こそ少ないながら「AKG K245-Y3」など良質の機器もあり、周囲の環境音も楽しみたい方におすすめします。

有線・ワイヤレスかで選ぶ

折りたたみヘッドホンは、有線ケーブル接続かBluetoothによるワイヤレス接続かで選ぶこともできます。

有線は音質やコスパにこだわる方、電子ピアノなど楽器の使用時に遅延を避けたい方や充電の手間をはぶきたい方などにおすすめ

ワイヤレスはコードに煩わされたくない方、ハイレゾを無線で聴きたい方やマルチポイントなど多機能性を求める方におすすめです。

音質、ハイレゾ音源対応をチェックする

折りたたみヘッドホンは、音質の高さやハイレゾ音源対応かどうかをチェックして選ぶこともできます。

ヘッドホンの音質の高さの目安はドライバー口径:40㎜・再生周波数帯域:20Hz~20kHzです。

またスマホで再生するのに最適なインピーダンスは一般的に30Ω前後と言われていて、ここも大切なチェックポイント

ハイレゾ音源はSonyのワイヤレスコーデックLDACに対応したものだと、無線通信でも高音質のハイレゾ再生ができます。

ノイズキャンセリング機能搭載か

折りたたみヘッドホンは、通勤通学で騒音を避けたい方にはノイズキャンセリング機能搭載かどうかが大切な点になります。

大半はノイズを消す音を出して防音するアクティブ・ノイズキャンセリングを採用し、安い価格帯でも高性能なモデルがあります。

またの騒音をライブで検知してノイズを効率的に打ち消す進化系のノイズキャンセリング機能もある新機種も人気です。

デザイン・重量で選ぶ

折りたたみヘッドホンは、シンプルにかっこいい・かわいいと感じさせるデザインや重量の軽さで選ぶこともできます。

Sony・オーディオテクニカ・JBLなど人気ブランドの多くは、シンプルかつ洗練されたデザインで通勤通学などにもピッタリです。

ヘッドホンの軽量さの目安は大体200g以下になり、旅行中など長期的にヘッドホンをつけたい方には小型軽量タイプをおすすめします。

【ワイヤレス】折りたたみヘッドホンのおすすめ6選

評価基準
高音質4つ星の基準はドライバサイズ:30㎜以上・再生周波数帯域:20Hz~20kHz程度、加えてハイレゾ対応などで判断
コスパ5000円以下・10,000円以下・20,000円以下のそれぞれの価格帯で性能面を考慮して評価
多機能性ノイズキャンセリング・外音取り込みモード・マルチポイントなどの機能性の豊富さで評価
使いやすさ4つ星の基準は200g以下の軽量コンパクト設計、加えて折りたた収納のしやすさで評価

ソニー(SONY) ワイヤレスヘッドホン WH-CH520 小

重量147g
型式密閉ダイナミック型
充電時間約3時間
連続再生時間最大50時間
ハイレゾ音源対応×
ノイズキャンセリング×
ドライバーφ30mm
有線対応×
付属品充電用 USB ケーブル
評価・レビュー
高音質
(4.0)
コスパ
(5.0)
多機能性
(4.0)
使いやすさ
(5.0)
ポイント
  • 独自の「DSEE」技術によりCDレベルの高音質再生が可能でSony製品として非常に安い価格帯を実現
  • 3分の充電で最大1.5時間・フル充電であれば最大50時間の再生が可能なスタミナ設計
  • 折りたたみ収納も可能な147gの軽量小型設計でデバイスを2台同時につなぐマルチポイントにも対応
気になるポイント
  • プラスチック製でコンパクトかつ軽量設計のため耐久性に関してはやや不安
こんな人におすすめ
Sony製で軽量コンパクトかつ連続再生時間が長く、高音質なコスパ最強モデルをお探しの方におすすめします。

ソニー ワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン WH-CH720N L

重量192g
型式密閉ダイナミック型
充電時間3.5時間
連続再生時間最大35時間(NC ON時)・最大50時間(NC OFF時)
ハイレゾ音源対応×
ノイズキャンセリング
ドライバーφ30mm
有線対応
付属品USB Type-Cケーブル(USB-A – USB-C)約20cm・ヘッドホンケーブル(約1.2 m)
評価・レビュー
高音質
(4.5)
コスパ
(4.5)
多機能性
(5.0)
使いやすさ
(5.0)
ポイント
  • Sony独自の「統合プロセッサーV1」技術でノイズキャンセリング機能が向上しマルチポイントにも対応
  • 外音取り込みのアンビエントモードにはノイズ除去で人の声を取り込む「ボイスフォーカス」機能もあり
  • ワイヤレスと有線接続の両方に対応しノイズキャンセリングOff時に最大50時間の再生が可能
気になるポイント
  • ドライバサイズが30mmのため音のダイナミックさや重低音はやや苦手
こんな人におすすめ
Sony製の有線・無線の両用タイプで、ノイズキャンセリングと外音取り込みモードに対応したモデルをお探しの方におすすめします。

Anker Soundcore Life Q30 ‎A3028011

重量260g
型式密閉ダイナミック型
充電時間2時間
連続再生時間最大40時間(ノイズキャンセリングモード)・最大60時間(通常)
ハイレゾ音源対応
ノイズキャンセリング
ドライバーφ40mm
有線対応
付属品3.5mm AUXケーブル・USB-C & USB-Aケーブル・ハードトラベルケース
評価・レビュー
高音質
(4.5)
コスパ
(5.0)
多機能性
(5.0)
使いやすさ
(4.5)
ポイント
  • 国際ブランド「Anker」のANC(アクティブ・ノイズキャンセリング)搭載機種ながら型落ちでコスパが高い
  • 40㎜のダイナミックドライバー搭載でインピーダンスは16Ωとスマホ再生には最適な高音質を実現
  • 本体にあるタッチセンサーにより操作性抜群で外音取り込みのアンビエントモードもあり
気になるポイント
  • ハイレゾ音源に対応ながら有線のAUX接続時に限られることや重さが260gある点がやや残念
こんな人におすすめ
40㎜ドライバの高音質機種で、アクティブ・ノイズキャンセリングなど機能性豊富なコスパ最強モデルをお探しの方におすすめします。

JBL TUNE 520BT Bluetoothヘッドホン 密閉型

重量157g
型式密閉ダイナミック型
充電時間2時間
連続再生時間最大57時間
ハイレゾ音源対応×
ノイズキャンセリング×
ドライバーφ33mm
有線対応×
付属品USB Type-C充電用ケーブル×1
評価・レビュー
高音質
(4.0)
コスパ
(4.5)
多機能性
(4.0)
使いやすさ
(5.0)
ポイント
  • 33㎜ドライバー・20Hz~20kHzの周波数帯域・30Ωのインピーダンスなどでスマホ再生に最適な高音質を実現
  • スマホとタブレットなど2台のデバイスに同時接続して設定なしで切り替えられるマルチポイントに対応
  • 最大57時間の連続再生なスタミナ設計で157gの超軽量設計の上に折りたたみもできるため携帯・収納にも最適
気になるポイント
  • ヘッドホンの耳当て部分のハウジングに「JBL」と大きめのロゴが入るのはデザイン的に微妙
こんな人におすすめ
ノイズキャンセリングなどの便利な機能にはあまり興味がなく安い価格帯で高音質のモデルをお探しの方におすすめします。

JBL LIVE 770 NC ハイブリッドノイズキャンセリング JBLLIVE770NCSAT

重量255g
型式密閉ダイナミック型
充電時間3時間
連続再生時間最大約65時間(BTオン&ANCオフ)・最大約50時間(BTオン&ANCオン)・最大約40時間(BTオフ&ANCオン)
ハイレゾ音源対応
ノイズキャンセリング
ドライバーφ40mm
有線対応
付属品オーディオケーブル(120cm)・充電用USB Type A to Cケーブル・持ち運び用ポーチ
評価・レビュー
高音質
(5.0)
コスパ
(4.5)
多機能性
(5.0)
使いやすさ
(4.5)
ポイント
  • 独自技術「JBL空間サウンド」と40㎜のダイナミックドライバー搭載の上にハイレゾ音源にも対応
  • ノイズを常に監視するリアルタイム補正機能付の高性能なノイズキャンセリング機能を搭載
  • かわいいファブリック素材を採用しサンドストーンなど4色カラーがあるおしゃれなデザイン
気になるポイント
  • デザインはかわいいものの重さが250gあるため女性には長時間の使用がきつい可能性あり
こんな人におすすめ
有線・無線の両用タイプでおしゃれなデザイン性を備え、多機能かつ高音質を極めた高級モデルをお探しの方におすすめします。

Edifier WH950NB ワイヤレス ヘッドホン ANCアクティブノイズキャンセリング

重量296g
型式密閉ダイナミック型
充電時間1.5時間
連続再生時間ANC ON:約34時間・ANC OFF:約55時間
ハイレゾ音源対応
ノイズキャンセリング
ドライバーφ40mm
有線対応
付属品専用充電USB-Cケーブル・ポーチ・3.5mmステレオミニジャックケーブル・航空機用オーディオアダプター
評価・レビュー
高音質
(5.0)
コスパ
(4.5)
多機能性
(5.0)
使いやすさ
(4.5)
ポイント
  • ディープ・低ノイズ・外音取り込み・防風ノイズの4つのモード切り替えができるノイズキャンセリング機能搭載
  • ワイヤレスでもLDACコーデックによるハイレゾに対応しチタンの40㎜ドライバーなどで最高級の音質を実現
  • フル充電がUSB Type Cによる1.5時間の急速充電に対応し2台同時接続のマルチポイント機能もあり
気になるポイント
  • 296gの重さがあるのとAlexaなどAI音声アシスタントには対応していないのが残念
  • せっかくのハイレゾ再生がiPhoneには非対応でAndroid端末だけに限られるのも気になるところ
こんな人におすすめ
有線・無線の両用タイプで無線ハイレゾに対応し、多様なノイズキャンセリング機能がある高級モデルをお探しの方におすすめします。

【有線】折りたたみヘッドホンのおすすめ5選

ソニー ヘッドホン MDR-ZX110 : 密閉型 折りたたみ式

重量120g
型式密閉ダイナミック型
コードの長さ1.2m
ハイレゾ音源対応×
ノイズキャンセリング×
ドライバーφ30mm
付属品なし
評価・レビュー
高音質
(4.0)
コスパ
(5.0)
多機能性
(3.5)
使いやすさ
(5.0)
ポイント
  • Sony独自のクイック折りたたみ機構を採用し絡みづらいセレーションコードを使用するなど使いやすさが抜群
  • 非常に安い価格帯で30㎜ドライバー・12Hz-22,KHzの周波数帯域・24Ωのインピーダンスの高音質を実現
  • 白・黒・ピンクの3カラーのおしゃれなデザインで120gの超軽量設計により長時間使用でも疲れにくい
気になるポイント
  • ノイズキャンセリングはもちろんマイクや音質調整などの基本的な機能性もないのがやや残念
こんな人におすすめ
ノイズキャンセリングなどの便利機能はいらず、Sony製の高音質でコンパクト設計のコスパ最強モデルをお探しの方におすすめです。

オーディオテクニカ ATH-AR1 ヘッドホン 有線

重量110g
型式密閉ダイナミック型
コードの長さ1.2m
ハイレゾ音源対応×
ノイズキャンセリング×
ドライバーφ40mm
付属品なし
評価・レビュー
高音質
(4.5)
コスパ
(5.0)
多機能性
(3.5)
使いやすさ
(5.0)
ポイント
  • 安い価格帯でも40㎜の大口径ドライバーで周波数帯域は5Hz~30kHzにより低音域にも強い高音質を実現
  • 基本仕様はオーバーヘッドながら軽く耳に乗せるオンイヤー型で110gの超軽量のためつけ心地は快適
  • ハウジングは折りたたみ収納に対応しインプットプラグは金メッキ仕様で劣化しにくい
気になるポイント
  • インピーダンスが47Ωあり30Ω以下が目安とされるスマホでの再生には一般的にはやや不向き
こんな人におすすめ
安い価格帯で大口径ドライバーによる高音質を備え、疲れにくい超軽量コンパクト設計のコスパ最強モデルをお探しの方におすすめです。

オーディオテクニカ ATH-SR50 ヘッドホン 有線 ハイレゾ

重量229g
型式密閉ダイナミック型
コードの長さ1.2m
ハイレゾ音源対応
ノイズキャンセリング×
ドライバーφ45mm
付属品1.2mバランスケーブル(φ4.4mm5極プラグ)・1.2mコード・専用ポーチ
評価・レビュー
高音質
(5.0)
コスパ
(5.0)
多機能性
(4.5)
使いやすさ
(4.5)
ポイント
  • 45㎜の大口径ドライバー・5Hz~45kHzの周波数帯域に加え「トゥルー・モーション」ハイレゾドライバーを搭載
  • ノイズを最大限に抑えるバランス接続に対応しハウジングは共振を防ぎ耐久性も高いアルミニウム製
  • 折りたたみ機構に加えハウジング部分が90°回転してフラットになるスイーベル式で収納力が抜群
気になるポイント
  • かなりの高音質のためインピーダンスが45Ωあり一般的にスマホでの再生にはやや不向き
こんな人におすすめ
45㎜大口径ドライバーでハイレゾ音源・バランス接続に対応し、高音質を追求したコスパの高いモデルをお探しの方におすすめします。

MACKIE マッキープロフェッショナル密閉型ヘッドホン MC-150 国内正規品

重量265g
型式密閉ダイナミック型
コードの長さ3m
ハイレゾ音源対応×
ノイズキャンセリング×
ドライバーφ50mm
付属品3mストレートケーブル(脱着可)・金メッキステレオ標準変換アダプター・キャリーバッグ
評価・レビュー
高音質
(4.5)
コスパ
(4.5)
多機能性
(3.5)
使いやすさ
(4.5)
ポイント
  • バスドラムなど低音域の豊かな再生を実現する50㎜の超大口径ドライバーを採用したプロ仕様モデル
  • 重さは265gながら人間工学に基づいたソフトイヤーパッドやパッド付のヘッドバンドで快適なつけごこちを実現
  • プロ用の高音質モデルでもインピーダンスが33Ωのため一般的に低出力のスマホでも低音域が豊かに再生可能
気になるポイント
  • プロ仕様でミドルクラスの価格帯の割にはノイズキャンセリングなど機能性が乏しいのが残念
こんな人におすすめ
快適な装着感があり、スマホでも低音域の再生に優れた超大口径ドライバー搭載のプロ仕様モデルをお探しの方におすすめします。

Anker Soundcore Space One ワイヤレス/有線ヘッドホン A3035

重量265g
型式密閉ダイナミック型
コードの長さ非公開
ハイレゾ音源対応
ノイズキャンセリング
ドライバーφ40mm
付属品3.5mm AUXケーブル・トラベルポーチ・USB-C・USB-Aケーブル
評価・レビュー
高音質
(5.0)
コスパ
(5.0)
多機能性
(5.0)
使いやすさ
(4.5)
ポイント
  • 周辺環境に応じて自動調節するウルトラ・ノイズキャンセリングを搭載し40㎜の大口径ドライバーを搭載
  • ハイレゾのワイヤレス再生にも対応しハイレゾ使用時でも最大46時間再生ができるスタミナ設計
  • 2台同時接続のマルチポイントや5段階の外音取り込みモードがあるなど機能性が豊富
気になるポイント
  • ワイヤレスでハイレゾ通信するLDACコーデックはiPhoneなどiOS端末では使えない点にご注意
  • AUXの有線ケーブル接続時にはハイレゾ再生ができないのはやや残念
こんな人におすすめ
有線・無線の両用タイプで無線ハイレゾ・ノイズキャンセリングに対応した多機能かつコスパが高いモデルをお探しの方におすすめします。

ヘッドホンとイヤホンどっちの方がいい?

ヘッドホンとイヤホンどっちの方がいい?
ヘッドホンとイヤホンのどっちかについては基本、音楽好きな人はヘッドホン、いつでも気軽に聴きたい人はイヤホン向きと言えます

ヘッドホンはイヤホンに較べて一般的に密閉性やノイズキャンセリング機能も高いため、騒音が多い通勤通学にも最適です。

一方でイヤホンには持ち運びやすい点や、掃除中やジョギング中やお風呂場でも使えたりと汎用性が高いのが何よりもの魅力。

どちらか選ぶのもいいですが、普段のTPOに合わせて2つを使い分けるというやり方もありでしょう。

▼こちらの記事ではおすすめの完全ワイヤレスイヤホンを紹介しています。

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折りたたみヘッドホンのメリット

折りたたみヘッドホンのメリット
折りたたみヘッドホンのメリットは、以下の3つです。

  • コンパクトなので収納しやすい
  • 多くは小型サイズなので収納時に壊れにくい
  • 省スペースなので旅行にも持っていける

コンパクトなので収納しやすい

折りたたみヘッドホンの一番のメリットはやはり収納しやすい点にあり、特に通勤通学で使用したい方に嬉しいところです。

多くのモデルは頭に当てるヘッドバンドの中央がジョイント式で折れ曲がるようになっていて、それだけでかなり小型化します。

また耳あて部分のハウジングが水平に角度調整できるスイーベル方式を採用したモデルもあり、よりコンパクトな収納が可能です。

多くは小型サイズなので収納時に壊れにくい

折りたたみヘッドホンの大きなメリットとして小型化できるため収納時に壊れにくい点があり、普段から持ち歩く方に最適です。

通常のヘッドホンだと収納ポーチに入れても、リュックやバッグの中では出し入れ時などに他の物とぶつかって故障しがちです。

その点、折りたたみヘッドホンなら小型化できるため多くのリュックにある背面ポケットにも収まり摩擦を防ぐことができます。

省スペースなので旅行にも持っていける

折りたたみヘッドホンのメリットとしてはコンパクトに畳める省スペース設計なので旅行ケースでもかさばらない点があります。

特にヘッドバンドやハウジングに玄関ドアなどにもある頑丈なヒンジがついたモデルなら長期保管でも劣化しにくいでしょう。

大抵のキャリーバッグにはフラットなものを数多く入れるポケットがあるため、折りたたみヘッドホンは旅行愛好家におすすめです。

折りたたみヘッドホンのデメリット

折りたたみヘッドホンのデメリット
折りたたみヘッドホンのデメリットは、以下の2つです。

  • 着脱に時間がかかる
  • 密閉性が低くなる

着脱に時間がかかる

折りたたみヘッドホンのデメリットとして、折り曲げられる接合部が多いため着脱に時間がかかることがあげられます。

ヘッドホンをつける際にも外す際にもヘッドバンドを折り曲げてハウジングをフラットな角度にするなど一定の作業が必要です。

バッグなどにしまう際に折り曲げないで入れてしまうと、ソフトな接合部の多い折りたたみヘッドホンでは故障の原因にもなります。

密閉性が低くなる

折りたたみヘッドホンのデメリットとして、ソフトな接合部が多いことでハウジングと耳との密閉性が低くなることがあります

折りたたみ式の大半は密閉ダイナミック型ですが、ノイズキャンセリングがあっても密閉性がなければ騒音防止に役立ちません。

電車内などで音漏れするなどの問題もあり、高い密閉性をお求めのかたには折りたたみヘッドホンはあまりおすすめできません。

気になる!折りたたみヘッドホンの耐久性や音質は

折りたたみヘッドホンの耐久性や音質は一般的に通常モデルより悪くなると言われますが、それほど大きな違いはありません。

折りたたみ式はヘッドバンドやハウジングの接合部などに細いジョイントやヒンジがあり、そこが破損するリスクがあります

またスイーベル式など複雑な構造になったものでは、シンプルな通常モデルよりも不要な共振を与えて音質を劣化させることも。

しかし多くの折りたたみヘッドホンではこの弱点を克服する技術革新を続けているため、一概に品質が落ちるとまでは言えません。

▼こちらの記事では耐久性重視のイヤホンを紹介しています。

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折りたたみヘッドホンのおすすめメーカー一覧

折りたたみヘッドホンのおすすめメーカー一覧
折りたたみヘッドホンのおすすめメーカー3つと特徴や評価を解説します。

  • オーディオテクニカ(audio-technica)
  • ジェイビーエル(JBL)
  • ソニー(Sony)

オーディオテクニカ(audio-technica)

オーディオテクニカ(audio-technica)は、イヤホン・ヘッドホンを主に製造するお馴染みの日本の音響機器メーカーです。

折りたたみヘッドホンは通常モデルと同じく、ロゴをふくめたデザイン性の高さやコスパの高さから人気を集めています。

「ATH-SR50」などハイレゾに対応した有線モデルも多く、オーディオ初心者から愛好家まで幅広くおすすめできます。

ジェイビーエル(JBL)

ジェイビーエル(JBL)は、アメリカの老舗オーディオ機器メーカーで、ヘッドホン以外にはスピーカーでも人気を集めています。

折りたたみヘッドホンも通常モデルと同じく重低音に強みがあり、「JBL TUNE 770NC」などノイズキャンセリング機種が人気。

ワイヤレスでノイズキャンセリング・マルチポイントなど多機能なモデルをお求めの方にジェイビーエルはおすすめのメーカーです。

ソニー(Sony)

ソニー(Sony)は言わずと知れた日本の音響機器をふくむ総合メーカーで、折りたたみヘッドホンではコスパ良品が多いです。

非常に安い価格帯で音質がいい有線の「MDR-ZX110」や200g以下で高度なノイズキャンセリング搭載「WH-CH720N」などが人気。

安い価格で音質やデザインがいい有線モデルや軽量かつ多機能なワイヤレスモデルがいい方に、ソニーはおすすめのメーカーです。

音楽のジャンル別にヘッドホンを選んでみる

好きなジャンルの音楽に合わせてヘッドホンを選ぶと、より最高な音質で楽しめます。
音質にもこだわって楽しみたい人はジャンル別に選ぶのもアリです!

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折りたたみヘッドホンの重要ポイントまとめ

折りたたみヘッドホンの重要なポイントは以下の3つです。

  • 折りたたみヘッドホンにもSony製など安い価格帯で高音質な有線モデルは数多くある
  • 折りたたみヘッドホンでもワイヤレスではノイズキャンセリング機能搭載モデルが大人気
  • 折りたたみヘッドホンの多くは軽量コンパクト設計なので通勤・通学や旅行にも便利

この記事を書いたライターからのコメント

折りたたみヘッドホンといえば安い簡易型というイメージでしたが、今やすっかりヘッドホン市場の主流にあると言えるでしょう。

折りたたみでも高音質で耐久性が高く、有線・ワイヤレスの両用モデルやノイズキャンセリング機能搭載機など多彩にあります。

私は趣味でキーボードを弾く際にオーディオテクニカの有線ヘッドホンをつけています。

私の経験上、自分で弾く楽器をヘッドホンで聴く方にはワイヤレスでは微妙な遅延があるため、有線がおすすめです。

ツバキ
ライター:ツバキ

香川県在住。映画や小説が大好きで、文学賞を受賞し1度だけ出版歴あり。現在は「ぐーちょ」で執筆業務を担うなど、Webライターを副業としています。
カメラなどのデジタル機器・デバイスやガジェットに興味があり、「ぐーちょ」で新商品を紹介するときは「すごい、こんなのがあるんだ」と胸を躍らせています。
また50種類以上の植物を育てる自称・園芸家でもあり、植物の記事を書くときもテンションは高めです。

※製品紹介、どっちの方がいい?、メリット、デメリット、耐久性や音質、メーカー、選び方、まとめの部分を執筆しました。

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