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ジャズ喫茶などで本物の音に慣れ親しんだシニア世代のオーディオマニアの方の耳にもかなう新作モデルも決して少なくありません。
単一ユニットのフルレンジスピーカーを備えたBluetoothモデルもふくめ紹介しますので、ご購入の際にどうぞお役立てください。
ぐーちょ編集部
みんなが興味を持っている数ある商品やサービスの中からおすすめなモノを厳選してお届けします。
大手家電量販店で販売員やバイヤー・家電アドバイザー有資格者・メーカー商談を長年行なっているスタッフが所属しています。
トールボーイスピーカーの最新版おすすめ4選｜評価、設置方法など
ジャズ向けスピーカーのおすすめ15選
| 豊かな音質 | 50Hz〜20kHzよりワイドな周波数帯域、10cm以上のユニットドライバ、ユーザーレビューなどで評価 |
|---|---|
| ダイナミックレンジ | 90db以上の出力音圧レベル、高感度ドライバーや歪みを低減させる高級素材の使用などで評価 |
| ライブの臨場感 | 360度サラウンド音響、広い周波数帯域、ユニット数の多いマルチドライバー構造などで評価 |
| デザイン | 無駄のないシンプルな外観、高級素材の使用、ユニークで洗練されたフォルムなどで評価 |
JBL STAGE A180 スピーカー 単品
| サイズ・重さ | 230x1000x315 mm・17.3kg |
|---|---|
| タイプ | トールボーイ・スピーカー |
| ユニット構成 | 2.5Way（ツイーター+ウーハー） |
| 再生周波数帯域 | 40Hz～40kHz |
| インピーダンス | 6Ω |
- アメリカのスピーカーブランド「JBL」によるライブの臨場感を追求した人気モデル
- 周波数帯域が40Hz～40kHzと非常に広い音域を持ち165㎜大口径デュアルウーファーで低音にも強い
- 独自の「ウェーブガイド・デザイン」によりウーファーとツイーターが干渉せずクリアに聴こえる
「JBL STAGE A180 スピーカー 単品」の特徴
ジャズに最適なスピーカーブランドとして評価された「JBL」によるライブ再生に最適なステージ特化型のモデルです。
ウッド素材のトールボーイというデザインも、ジャズやクラシックのリスニング環境になじみやすいでしょう。
JBL ブックシェルフスピーカー・ペア L52 Classic
| サイズ・重さ | 197x331x216 mm ・13.87g |
|---|---|
| タイプ | ブックシェルフ スピーカー |
| ユニット構成 | 2Way（ツイーター+ウーハー） |
| 再生周波数帯域 | 47Hz～24kHz |
| インピーダンス | 4Ω |
- クラシックやジャズに最適化したJBL「Lクラシック」シリーズの最小サイズで置き場所に困らない
- チタンドーム系ツイーターとピュアパルプコーンウーハーを採用し低音・高音ともに豊かな音域をカバー
- 出力音圧レベル85dBは一般的に電力の能率が高くブックシェルフ型でも広い部屋に対応できる
「JBL ブックシェルフスピーカー・ペア L52 Classic」の特徴
JBLの伝説的モデル「L100 Century」を生み出した「L Classic」シリーズの中でも最もコンパクトなブックシェルフ型モデル。
碁盤の目のようなユニークなスピーカーネットは、ブラック・オレンジ・ダークブルーの3色があって外観もおしゃれです。
ハーベス ブックシェルフ型スピーカー(ペア) XDシリーズ HL-P3ESR-XD
| サイズ・重さ | 190x306x200 mm ・6.1kg |
|---|---|
| タイプ | ブックシェルフ型スピーカー |
| ユニット構成 | 2Way（ツイーター+ウーハー） |
| 再生周波数帯域 | 非公開 |
| インピーダンス | 6Ω |
- 英国の伝統ブランド「ハーベス」によるブックシェルフ筐体でもダイナミズムを追求したモデル
- 独自のRADIAL2・コーン・テクノロジーによりキレがあって歪みのない低音や伸びやかな中音を実現
- アルミニウム製ハードドーム型の共振版によりツイーターによる高音域もクリアでキレがある
「ハーベス ブックシェルフ型スピーカー(ペア) XDシリーズ HL-P3ESR-XD」の特徴
英国製スピーカーの創始ブランドの1つ「ハーベス」による音の透明感とダイナミズムの融和を目指したブックシェルフ型モデル。
音の透過性が高くデザインとしても洗練された 布製の“Open Weave”スピーカーグリルも大木nア魅力の1つです。
KEF LS50 Meta – HiFi スピーカー ペア 12世代 Uni-Q ドライバーユニット搭載
| サイズ・重さ | 200x302x280.5 mm・7.8kg |
|---|---|
| タイプ | ブックシェルフ型スピーカー |
| ユニット構成 | 2Way（ツイーター+ウーハー） |
| 再生周波数帯域 | 47Hz～45kHz |
| インピーダンス | 8Ω |
- KEF独自の音響技術「メタマテリアル（MAT）」が無駄な音を99％吸収することで至上のピュア音響を実現
- 独自の12 世代「Uni-Q ドライバー」の点源形状によりライブ音源のサラウンド表現が抜群
- エンクロージャー（筐体）の共振を最大限に抑制するオフセット・ フレキシブル・ポートを採用
「KEF LS50 Meta – HiFi スピーカー ペア 12世代 Uni-Q ドライバーユニット搭載」の特徴
英国スピーカーの代表格「KEF」によるMAT技術を生かし透明感あふれる高音と豊かな低音を表現するブックシェルフ型モデル。
スピーカーフロントが少し前に張り出した曲面デザインは小型サイズでも圧倒的な存在感を放っています。
Bowers & Wilkins 705 S2 Rosenut (ペア)FP39438
| サイズ・重さ | 30.99 x 19.81 x 40.64 cm・20.55kg |
|---|---|
| タイプ | ブックシェルフ型スピーカー（スタンドマウント付き） |
| ユニット構成 | 2Way（ツイーター+ミッドレンジ） |
| 再生周波数帯域 | 45Hz～33kHz |
| インピーダンス | 8Ω (最低3.7Ω) |
- 「B＆W」社独自のツイーター・オン・トップ構造で独立したアルミニウム製ツイーターは音域が豊か
- 同社700シリーズに特有のCarbon Dome ツイーターは軽量かつ剛性もある振動版でよりクリアな音を表現
- 同社独自の「コンティニュアムコーン」の採用でムダな共振を最小限に抑えた豊かなミッドレンジを実現
「Bowers & Wilkins 705 S2 Rosenut (ペア)FP39438」の特徴
英国のハイエンドスピーカーブランド・B＆Wこと「Bowers & Wilkins」によるスタンドマウント付きのブックシェルフ型モデル。
小型サイズでも出力120Wまで処理できるハイパワー設計、ウーファーにも共振の少ないエアロフォイルコーンを採用しています。
ELAC Uni-Fi Reference 3ウェイ ブックシェルフスピーカー UBR62-BK
| サイズ・重さ | 208x359x334 mm ・11.7kg |
|---|---|
| タイプ | ブックシェルフ型スピーカー |
| ユニット構成 | 3Way（ツイーター+ウーハー+ミッドレンジ） |
| 再生周波数帯域 | 41Hz～35kHz |
| インピーダンス | 6Ω |
- 国際ブランド「ELAC」によるツイーター・ウーファー・ミッドレンジを備えた3Wayで音質が豊か
- 3Wayユニット構成に加え改良されたクロスオーバー技術により干渉することのない調和されたサウンドを実現
- 35㎜のソフトドーム・ツイーターの再生周波数帯域は35kHzに進化しジャズの高音域の繊細な音もカバー
「ELAC Uni-Fi Reference 3ウェイ ブックシェルフスピーカー UBR62-BK」の特徴
ドイツの高級音響メーカー「ELAC」による高音質で力強いサウンドの「Uni-Fi Reference」シリーズのブックシェルフ型モデル。
ウーファーは165㎜の大口径ドライバーでバスレフ型エンクロージャーにより迫力ある低音も楽しめます。
Klipsch Reference R-50M ブックシェルフスピーカー(ペア)
| サイズ・重さ | 178x354x229 mm・5kg |
|---|---|
| タイプ | ブックシェルフ型スピーカー |
| ユニット構成 | 2Way（ツイーター+ウーハー） |
| 再生周波数帯域 | 58Hz～21kHz |
| インピーダンス | 8Ω |
- アメリカの高級オーディオブランド「Klipsch（クリプシュ）」による5kgの軽量小型スピーカー
- アルミニウム製のツイーターにより一般的に超高音域の再生に強くボーカルや弦楽器の再生に最適
- クリプシュ独自のスパンコッパー熱成形結晶性ポリマーウーハーにより低音に深みとキレがある
「Klipsch Reference R-50M ブックシェルフスピーカー(ペア)」の特徴
アメリカの劇場用スピーカーでトップシェアを誇る「クリプシュ」による原音そのままの再生に優れたブックシェルフ型モデル。
エンクロージャーがバスレフ型である点も低音再生に有利で、ブレーシング加工により共振性が抑制される点も見逃せません。
ヤマハ フロア型スピーカー ハイレゾ音源対応 (1台) NS-F350
| サイズ・重さ | 220x1157x339 mm・25.9kg |
|---|---|
| タイプ | トールボーイ型スピーカー |
| ユニット構成 | 3Way（ツイーター+ミッドレンジ+ウーハー） |
| 再生周波数帯域 | 35Hz～45kHz |
| インピーダンス | 6Ω |
- ヤマハらしい原音に忠実な音響技術を3Wayのフロア型で臨場感あるシアターサウンドに昇華
- アルミ製ダイヤフラムのツイーターはCDを上回るハイレゾ音源に対応し45kHzまでの超高音をカバー
- ヤマハの名機「NS-1 classics」を受け継ぐ独自のPMDコーンミッドレンジによりハイレゾ音源をサポート
「ヤマハ フロア型スピーカー ハイレゾ音源対応 (1台) NS-F350」の特徴
ピアノの国際ブランド「ヤマハ」による2基のウーファー・ミッドレンジ・ツイーターによる4ユニット・3Wayのフロア型モデル。
ダブルウーファーにもPMD振動版を搭載していて、クリアでキレのある豊かな低音も評価されています。
DALI(ダリ) OBERON 5 フロアスタンディングスピーカー 2台1組
| サイズ・重さ | 162x830x283 mm ・10.8kg |
|---|---|
| タイプ | トールボーイ型スピーカー |
| ユニット構成 | 2Way（ツイーター+ウーハー） |
| 再生周波数帯域 | 39Hz～26kHz |
| インピーダンス | 6Ω |
- 国際ブランド「DALI」による大口径29mmソフトドーム・ツィーターの採用で弦楽器の繊細な音をカバー
- DALIが得意とするウッドファイバー・コーンのダブルウーファーによりパワフルでキレのある低音を実現
- 密度の高い木材であるMDFを用いたエンクロージャーによりクリアで臨場感のあるサウンドを実現
「DALI(ダリ) OBERON 5 フロアスタンディングスピーカー 2台1組」の特徴
ベルギーの国際ブランド「DALI」による高級素材でピュアな音源再生を追求した3ユニット・2Wayのフロア型モデル。
家具にも定評のある北欧のメーカーらしい4色から選べるスタイリッシュなデザインを備え、最先端のインテリアにもマッチします。
POLK AUDIO SIGNATURE ELITE ES60 フロアスタンディングスピーカー ES60BLK（1本）
| サイズ・重さ | 297x1130x402 mm・23.6kg |
|---|---|
| タイプ | フロア型スピーカー |
| ユニット構成 | 2Way（ツイーター+ウーハー） |
| 再生周波数帯域 | 32Hz～40kHz |
| インピーダンス | 4Ω |
- 国際ブランド「ポークオーディオ」によるハイレゾ対応で繊細な高音を拾うテリレン樹脂のドーム・トゥイーター搭載
- 独自のダイナミック・バランス・ポリプロピレン・ドライバー搭載で歪みの少ないクリアかつ力強い低音を実現
- 3色をそろえた丸みのある洗練されたデザインで縦長の筐体でも23.6㎏の重さがあるため地震などで倒れにくい
「POLK AUDIO SIGNATURE ELITE ES60 フロアスタンディングスピーカー ES60BLK（1本）」の特徴
アメリカの国際ブランド「ポークオーディオ」が50年以上のノウハウを注ぎ込んだ「Signature Elite」シリーズのフロア型モデル。
標準的なバスレフポートよりも歪みや乱れの少ないパワーポートを採用し、5年間の長期保証があるのも嬉しいところ。
Marshall ワイヤレスポータブル防水スピーカー Willen 1006059
| サイズ・重さ | 100x100x40 mm・310g |
|---|---|
| タイプ | Bluetooth スピーカー |
| ユニット構成 | 1Way（フルレンジ） |
| 再生周波数帯域 | 100Hz～20kHz |
| インピーダンス | 非公開 |
- 英国メーカー「Marshall」によるIP67の防水防塵性能を備えた10cmサイズの超小型Bluetoothスピーカー
- 2インチのフルレンジドライバーの採用で電気信号のクロスオーバーがなくよりクリアなサウンドを実現
- Bluetooth5.1に対応し15時間の連続再生が可能でスタックモードにより2台のステレオ再生もできる
「Marshall ワイヤレスポータブル防水スピーカー Willen 1006059」の特徴
ギターアンプで有名な英国の老舗メーカー「Marshall」による2つのパッシブラジエーターで重低音が得意なBluetoothスピーカー。
専用アプリと本体ノブでイコライザー調節による音響のカスタマイズが可能で、Marshallのおしゃれなロゴも見逃せません。
40s(フォーティーズ) Bluetooth スピーカー CW1L
| サイズ・重さ | 90x210x90 mm・654g |
|---|---|
| タイプ | Bluetooth スピーカー |
| ユニット構成 | 2Way |
| 再生周波数帯域 | 55Hz～18kHz |
| インピーダンス | 非公開 |
- 情報誌「家電批評」でも高評価を受けた日本ブランド「40s」による7.5Wの2つのドライバーを搭載したBluetoothモデル
- 2つのパッシブラジエーターも備えて重低音にも強く全長10cmでIP56防塵防水性能によりアウトドアにも最適
- Bluetooth5.0搭載で10時間の連続再生ができてTWS(True Wireless Stereo)により2台同時ステレオ再生も可能
「40s Bluetooth スピーカー CW1L」の特徴
広告なしで忖度なしと評判の情報誌「家電批評」でベストバイ1位にも選ばれた重低音も得意な2WayのBluetoothスピーカーです。
microSDカード・USB Type-C・AUXのポートがあって、インターフェースが豊富な点も見逃せません。
Bose SoundLink Revolve+ II Bluetooth speaker ポータブル ワイヤレス スピーカー
| サイズ・重さ | 105x184x105 mm ・910g |
|---|---|
| タイプ | Bluetooth スピーカー |
| ユニット構成 | 1Way（フルレンジ・トランスデューサー） |
| 再生周波数帯域 | 非公開 |
| インピーダンス | 非公開 |
- 国際ブランド「Bose」による音を拡散させる音響ディフレクター搭載でサラウンド音響を実現
- フルレンジ・トランスデューサーとデュアルパッシブラジエーターによりクリアで迫力のある音を表現
- Bluetooth搭載で17時間の連続再生ができて2台のステレオ再生ができるパーティモードもあり
「Bose SoundLink Revolve+ II Bluetooth speaker ポータブル ワイヤレス スピーカー」の特徴
世界屈指の音響ブランド「Bose」によるライブ会場のような360度サラウンド音響を得意とするBluetoothスピーカーです。
陶器のような継ぎ目のないスピーカーグリルはデザイン性が高く、ハンドル付きなのでどこにでも気軽に持ち運べます。
JBL XTREME4 Bluetoothスピーカー
| サイズ・重さ | 297x149x141 mm・2.1kg |
|---|---|
| タイプ | Bluetooth スピーカー |
| ユニット構成 | 2Way（ウーハー+ツイーター） |
| 再生周波数帯域 | 44 Hz – 20k Hz |
| インピーダンス | 非公開 |
- 「JBL」による大口径のウーファーとツイーターを2基ずつ搭載した2Way式Bluetoothスピーカー
- AIアルゴリズムを活用した「AI Sound Boost」の搭載により歪みのないパワーサウンドを実現
- Bluetooth5.3搭載で連続再生時間が最高クラスの24時間・IP67防塵防水仕様でアウトドアにも最適
「JBL CHARGE5 Bluetoothスピーカー」の特徴
ジャズの再生に定評がある国際メーカー「JBL」によるBluetoothスピーカーの最上位クラス「XTREME」の2024年最新モデル。
防塵防水性能に加えてバンパー素材に使用で耐衝撃性も高く、何かと便利なショルダーストラップも付属しています。
JBLのAI技術を搭載した最新の2Wayモデルで、連続再生時間が非常に長い最新のBluetoothモデルをお探しの方におすすめします。
Bang & Olufsen バングアンドオルフセン bluetooth スピーカー Beolit 20
| サイズ・重さ | 135 x 189 x 230 mm・2.7kg |
|---|---|
| タイプ | Bluetooth スピーカー |
| ユニット構成 | 2Way（フルレンジ+ウーハー） |
| 再生周波数帯域 | 37Hz～20kHz |
| インピーダンス | 非公開 |
- 四方がスピーカーになったバスケット型デザインとTrue360°テクノロジーによりサラウンド音響を実現
- フルレンジ3基とウーファー1基の4ユニットで中高域93dBのパフォーマンスの音質は非常にクリア
- Qi規格のワイヤレス充電ステーションがトップにありスマホなどのデバイスが置くだけで充電が可能
「Bang & Olufsen バングアンドオルフセン bluetooth スピーカー Beolit 20」の特徴
2025年に設立100周年になるデンマークの老舗ブランド「Bang & Olufsen」による高級感あふれるBluetoothスピーカーです。
パッシブラジエーター2基搭載で低音にも強く、販売元がAmazonの場合はネット購入でも3年保証があります。
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ジャズを聴くときにおすすめのスピーカーとは
ジャズを聴くときにおすすめのスピーカーとは、ズバリ「生音の再生に特化したスピーカー」です。ピアノやコントラバス、ドラムの繊細なシンバルレガートの再生には、デリケートな表現を得意とするスピーカーを選ぶ必要があります。
ジャズといっても、アメリカのジャズとヨーロッパのジャズは大きく異なりますが、スピーカーの産地によっても傾向が異なります。アメリカのジャズが好きな人ならアメリカのブランドが、ヨーロッパのジャズが好きな人ならヨーロッパのブランドのサウンドが耳によく馴染むでしょう。
アクティブスピーカーとパッシブスピーカーの違い
アクティブスピーカーとは、それ自体をプレイヤーとつなげて再生できるもの。パッシブスピーカーとは、プレイヤーとスピーカーの間にアンプを通して再生するものです。
アクティブスピーカーには単体で使える利便性がありますが、パッシブスピーカーではアンプとの相性で音質が変わったりと、さらに上質な音を求めることができます。
ハイレゾ対応とは
ハイレゾ対応とは、CDよりも高密度なデジタル音声データを持つ、高音質なハイレゾ音源を再生可能な機器です。CDには収まりきれなかった微細な表現や奏者の息遣いなどを楽しめます。
しかし、ハイレゾ対応でないと良い音が聴けないのかというと、その限りでもないので、実際に視聴してみて選ぶことをおすすめします。
Bluetoothはジャズを聴くのにおすすめ？
アドリブ演奏が魅力のジャズは生音のリアルな再生が命なので、一般的にBluetoothスピーカーは不向きだと言えるでしょう。
無線接続のBluetoothスピーカーは最上位機種でも音の遅延やゆがみ、ノイズが出ることもあり基本はジャズ用としておすすめできません。
実際、JBLやハーベスなど人気定番機種の大半には未だにBluetoothシステムがありません。
しかし配線がないなどBluetoothには多くのメリットもあり、Bluetoothでジャズを聴きたいという方もいらっしゃるでしょう。
その場合、まずトールボーイなど大き目の据え置き型を選ぶことやBoseなど信頼のある国際ブランドを選ぶこと。
またすべての音域をリアルに再生できる3Wayスピーカーシステムのモデルなどを選ぶと良いでしょう。
ジャズを聴くときにおすすめのスピーカーのタイプ
ジャズを聴くときにおすすめのスピーカーの主な3つのタイプを解説します。
- ジャズの迫力を楽しみたいならトールボーイ型、繊細な表現を楽しみたいならブックシェルフ型
- 低音から高音までレンジの広い音を楽しみたいのなら、2ウェイ以上のスピーカーがおすすめ
- レトロなサウンドが好みなら、同軸ツイーターやリボンツイーターも一聴の価値あり
ジャズの迫力を楽しみたいならトールボーイ型、繊細な表現を楽しみたいならブックシェルフ型
トールボーイ型とは、背が高く、フロアに設置するスピーカーのこと。対してブックシェルフ型とは本棚にも置けるような小型のスピーカーのことを言います。
ジャズの熱い演奏を目の前で聴いているような臨場感に浸りたいのであれば、トールボーイ型がおすすめです。
とはいえ、ブックシェルフ型の繊細な表現力はなかなか捨てがたく、小型スピーカーならではのセッティング性の高さも見逃せません。部屋のどこに設置するかも含めて、じっくりと検討してみてください。
低音から高音までレンジの広い音を楽しみたいのなら、2ウェイ以上のスピーカーがおすすめ
ジャズの音源には、コントラバスやピアノの非常に低い音から、ドラムのシンバルのキラキラとした高音まで、レンジの広い音が録音されています。
こうした音を表現するには、ひとつのスピーカーだけで表現するのは非常に難しく、したがってフルレンジスピーカー1基のモデルよりも2ウェイ以上のモデルの方がおすすめです。
しかしもちろん例外もあり、フルレンジスピーカー1基でも2ウェイ以上のサウンドを生み出すモデルも存在します。最終的にはサウンドを聴いて判断してくださいね。
レトロなサウンドが好みなら、同軸ツイーターやリボンツイーターも一聴の価値あり
高音域の再生を担当するツイーターは、ブランドの主張がはっきりと出る部分のひとつです。
位相や定位をできるだけ良くしようとした結果生まれた、ウーファーの内部にツイーターが存在する「同軸ツイーター」は、有名なブランドでは老舗タンノイが古くから採用。
現代では、ハイファイというより「温かみのあるサウンド」で評価を得ています。レトロなリボンタイプのツイーターを採用したモデルも少数ですが存在し、「キンキンした高音域が苦手」という方にはおすすめのスピーカーとなっています。
ジャズ向けスピーカーのおすすめメーカー一覧
ジャズを聴くときにおすすめのスピーカーのおすすめメーカー4つと特徴や評価を解説します。
JBL
JBLはアメリカ発のプロ用オーディオ機器メーカー。最近はBluetoothスピーカーやイヤホンでも有名ですが、メインは今も変わらずプロ用の大型スピーカーやモニタースピーカーです。
ジャズの本場アメリカの録音スタジオで活躍し、日本でも古くからジャズ喫茶などでそのサウンドを響かせてきました。
ダイナミックで抜けのいいサウンドは、まさにアメリカのジャズにベストマッチ。サイズの充実度といい、ジャズ向けのスピーカーとしてはまず最初に名前が挙がるブランドです。
タンノイ
JBLと並び、舶来スピーカーの双璧とも言えるメーカーがイギリスの老舗タンノイです。日本のジャズ喫茶の定番ブランドのひとつであり、イギリスの録音スタジオでも長きに渡って活躍し続けています。
ウーファーの中心にツイーターを配した「同軸2ウェイ式ユニット」は1947年に生まれ、改良を続けながら現在に至るまで代表的なユニットとして君臨し続けています。その温かみのあるサウンドはヨーロッパのジャズにぴったりです。
現在は比較的安価なモデルもありますが、メインはあくまでも高級モデル。ジャズファン憧れのブランドのひとつです。
FOCAL
1979年にエンジニアのジャック・マユールによって設立されたのが、このフォーカルです。JBLやタンノイよりも歴史こそ浅いものの、モダンで優れたデザインと耐久性の高さ、そして再現性の高い美しいサウンドが高い評価を受け、現在はスピーカーファン憧れのブランドにまで成長しました。
フランス国内でスピーカーユニットからエンクロージャーまで一貫して生産し、極めて高い品質を維持。ヨーロッパらしい優美なデザインも大きな魅力です。
ハーベス
ハーベス（Harbeth）は1977年にBBCモニターの開発者によってイギリスで創業されたブランドで、今もなお評価されています。
KEFなどと共にBBCサウンドと呼ばれるハーベスモデルは、原音の精確な再現性に優れていることからジャズ愛好家に大人気。
ジャズに特有の繊細な音のニュアンスや臨場感あふれる広い音場を求める方に、ハーベスの高級スピーカーはおすすめです。
ジャズを聴くときにおすすめのスピーカーの選び方
ジャズを聴くときにおすすめのスピーカーの選び方を以下の3つのポイントから解説します。
好みの音質かどうか
スピーカーは製品ごとのサウンドの差がとても大きく、その差は価格帯が高くなるほど広がっていきます。
一言でジャズといっても、小編成なのかビックバンドなのか、ボーカル入りなのか管楽器中心なのか、アメリカのジャズなのかヨーロッパのジャズなのか、向いているサウンドはスピーカーによって異なります。
買う前にはできる限り試聴して、好みの音質が鳴るかどうか確認しましょう。
アクティブにするか、パッシブにするか
アクティブタイプのスピーカーは、本体にアンプが内蔵されているため、買った後でアンプとスピーカーの間で音質の細かい調節はできません。
パッシブタイプのスピーカーはアンプが別売りのため、組み合わせで自分の好みの音を追求できる楽しみはありますが、予算は多く必要になります。
アクティブタイプの場合は自分の好みの音が鳴るかどうか、パッシブタイプの場合はアンプとのマッチングがうまくいくかどうか、しっかり確認してから購入しましょう。
サイズとデザイン
スピーカーの大きさとその設置場所は非常に重要なポイントです。自分の部屋のどこに置くかを事前によく検討しておきましょう。
部屋に対して大き過ぎたり、逆に小さ過ぎたりしても、スピーカーのせっかくの性能が台無しになってしまいます。それからデザインも重要な要素のひとつ。
長く付き合えるモデルと出会えるよう、気に入った外観のモデルをじっくりと探してみてください。
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ジャズを聴くときにおすすめのスピーカーの重要ポイントまとめ
ジャズを聴くときにおすすめのスピーカーの重要なポイントは以下の3つです。
- サウンドは千差万別！自分の好みの音が鳴るスピーカーをじっくりと探そう
- 設置場所に余裕があればトールボーイ型、部屋が小さければ小型のブックシェルフ型がおすすめ
- 同軸スピーカーユニットやリボンツイーター、平面スピーカーユニットなども一聴の価値あり
この記事を書いたライターからのコメント
私はジャズよりクラシックロックが好きで、静かな音楽ではピアノソナタやボサノバを好むためジャズの良き理解者とは言えません。
しかしビッグバンドのスイング感はロックに通じ、ジャズの哀愁はピアノに、弦楽器の美しさはボサノバにも大いに生かされています。
ジャズの魅力はお酒に合うという点にもあり、今回ご紹介した高級スピーカーであれば宅飲みでも贅沢な雰囲気を味わえるはずです。
※製品紹介、メーカーの一部分を執筆しました。
ライター：ツバキ
香川県在住。映画や小説が大好きで、文学賞を受賞し1度だけ出版歴あり。現在は「ぐーちょ」で執筆業務を担うなど、Webライターを副業としています。
カメラなどのデジタル機器・デバイスやガジェットに興味があり、「ぐーちょ」で新商品を紹介するときは「すごい、こんなのがあるんだ」と胸を躍らせています。
また50種類以上の植物を育てる自称・園芸家でもあり、植物の記事を書くときもテンションは高めです。
