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壁掛けスピーカーを使ってシンプルに音楽を楽しみたいと考えてる人は多いと思います。
ただ、自作する必要はある?賃貸でも使えるか、壁掛けの方法、壁掛け金具についてなど、難しい印象があるのも確かです。
この記事では、スピーカーを壁掛けする方法や製品などについて詳しく解説しています。製品選びのお役に立てて頂ければ嬉しいです。
【予算は5万円】コスパ最強のスピーカーランキングおすすめ人気10選
ぐーちょ編集部
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壁掛けスピーカーとは
壁掛けスピーカーとは文字どおり、壁に掛けられるスピーカーのことです。壁掛けスピーカーの最大のメリットは置く場所に困らないということ。部屋をすっきりとさせ、インテリアとして生かしたいという人におすすめです。
壁掛けスピーカーの選び方
壁掛けスピーカーの選び方を以下の3つのポイントから解説します。
高音質スピーカーで臨場感のあるサウンドを堪能
壁掛けスピーカーで臨場感のあるサウンドを堪能したいという方には高音質な壁掛けスピーカーがおすすめです。
壁掛けスピーカーは音質にこだわっているものとそうでないものがあります。音質にこだわりたい方は高音質な壁掛けスピーカーを選ぶことが大切です。
薄型スピーカーで、より自由により手軽に装着
壁掛けスピーカーは全てが薄型というわけではありません。壁掛けスピーカーの中には存在感のある形状もあります。存在感のある形状のものを選ぶと設置する場所によっては圧迫感を感じてしまうことも。
部屋に壁掛けスピーカーを違和感なく設置したいという方には薄型スピーカーがおすすめです。
インテリアに馴染むおしゃれなスピーカーで差をつける
デザイン重視の方にはおしゃれなスピーカーがおすすめです。壁掛けスピーカーのデザインは豊富なので、お気に入りのデザインを見つけてみるのも良いですね。インテリアに馴染むおしゃれなスピーカーで他の人と差をつけられます。
壁掛けスピーカーの種類
壁掛けスピーカーの主な2つの種類を解説します。
アクティブスピーカー
アクティブスピーカーとは、電源さえあればそれ1つだけで音が出せるものです。パッシブスピーカーと共に、スピーカーを2つに大別する種類でもあります。
アクティブスピーカーは音を造り出すアンプを内蔵しており、Bluetoothスピーカーの大半もこのタイプ。Amazonの「Echo」シリーズやAppleの「HomePod」シリーズなども基本アクティブスピーカーです。
▼関連記事:この記事では、おすすめのアクティブスピーカーを紹介しています。
アンプ内蔵スピーカーのおすすめ10選|高音質で小型や、人気メーカーも
メリットは低価格でコンパクトなこと。一方で、音質面では多くを期待できません。スマホやタブレットなど多くのデバイスで気軽に音楽を楽しみたいという人にはアクティブスピーカーの壁掛けモデルがおすすめです。
パッシブスピーカー
パッシブスピーカーは、それ自体では音を出せません。パッシブという名の通り、電源の入ったアンプの「受け皿」になって初めてサウンドを出せるスピーカーです。パッシブスピーカーはアンプを内蔵していない分、その多くが高度な内部構造を持っています。
本体下部に穴を開けて音の抜けを良くするバスレフ型などが代表的なタイプです。
音質が非常に良いということの反面、工夫が成され形状も大型が多いため、値段も高くなります。多少お金をかけてでも音響にこだわりたいという人にはパッシブスピーカーの壁掛けモデルがおすすめです。
壁掛けスピーカーのおすすめ9選
音質 | パッシブスピーカー、アクティブスピーカー、それぞれの音質の良さを総合的に判断し、星5つで評価 |
---|---|
取り付けやすさ | 大きさや重さ、取り付け金具の有無なども考慮し、タイプ別に取り付けやすさを5段階で評価 |
コスパ | パッシブスピーカー、アクティブスピーカー、それぞれのコストパフォーマンスの良さを、音質や使い勝手、質感などから判断し、5段階で評価 |
BOSE FREESPACE FS2SE PAIR 壁掛け型スピーカー FS2SE
サイズ・重さ | 18.2 x 11.4 x 11.3 cm・1.63 kg |
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種類 | パッシブ |
タイプ | ブックシェルフ、ウォールスピーカー |
再生周波数帯域 | 85 Hz~19 kHz |
最大出力 | 16W(連続)64W(ピーク) |
賃貸 | △ |
- 商業施設でもよく使用されている高音質パッシブスピーカー
- 様々な専用取り付け金具があり、簡単に設置ができる
- ボーズの音質が好きな音楽ファンにも最適
- 小さいスピーカーなので定番の表現力はあまりないという書き込みがあります。
「BOSE FREESPACE FS2SE PAIR 壁掛け型スピーカー FS2SE」の特徴
BGMとアナウンスの両方で使用できる小型スピーカーで、商業空間などでもよく利用されています。高音質な壁掛けスピーカーを探している方に最適な製品です。
アイリスオーヤマ サウンドスピーカー Bluetooth対応 HDMI AUX 壁掛け スマートフォン接続可能 HT-SB115
サイズ・重さ | 幅約80×奥行約8.4×高さ約6.6・1.5kg |
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種類 | アクティブ |
タイプ | ウォールマウントスピーカー |
再生周波数帯域 | 40Hz~20kHz |
最大出力 | 15W+15W |
賃貸 | △ |
- 立体的でクリアな高音質再生が可能なリビングスピーカー
- テレビの音では満足できない方に最適なシンプルなスピーカー
- サウンドモードボタンを搭載し、再生内容に合わせた3つのモードが使える
- HDMIのケーブルが付属していないという書き込みがあるので注意が必要
「アイリスオーヤマ サウンドスピーカー Bluetooth対応 HDMI AUX 壁掛け スマートフォン接続可能 HT-SB115」の特徴
テレビの音では満足できない方におすすめのシンプルな壁掛けスピーカーです。壁掛け用金具も付属し、重量もそれほど重くないので、賃貸でも使用できます。
eモンズ 壁掛けスピーカー 超薄型 2本ペア PLB-501
サイズ・重さ | 幅183×高さ×270×奥行き37mm・ 9.9kg |
---|---|
種類 | パッシブ |
タイプ | ウォールスピーカー |
再生周波数帯域 | 20 KHz |
最大出力 | 40W×40W |
賃貸 | ☓ |
- 超薄型設計の使いやすいコンパクトスピーカー
- ホームシアターなどのスピーカーとしても最適
- 背面の穴にかけるだけの簡単取り付けが可能
- 薄く小さいので低音や音の質はそこそこという声があるので、気になる方は注意が必要。
「eモンズ 壁掛けスピーカー 超薄型 2本ペア PLB-501」の特徴
厚さ37mmの超薄型スピーカーで、気軽に壁に設置することができます。壁掛けテレビの両サイドに設置してサラウンドを楽しむのに最適です。
JBL 2wayコンパクトスピーカー(ペア) Control 1 PRO
サイズ・重さ | 157×232×143mm・2.3 kg |
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種類 | パッシブ |
タイプ | ブックシェルフ |
再生周波数帯域 | (-10dB):80Hz~20kHz |
最大出力 | 150W |
賃貸 | △ |
- 世界中のエンジニアから支持されているコンパクトモニタースピーカー
- 取り付け金具が標準で付属し、簡単に壁に設置することができる
- 独自の保護回路を搭載し、大きな入力からスピーカーを守る
- 壁取り付け金具が小型のプラスチックで強度も弱いという書き込みがあるので気になる方は確認が必要。
- そこそこの重さがあるので、しっかりネジでつける必要があるという書き込みがあります。
「JBL 2wayコンパクトスピーカー(ペア) Control 1 PRO」の特徴
世界中のスタジオで使用される、ベストセラーのコンパクトスピーカーです。初めから取り付け金具が付属しているので、簡単に壁に取り付けることができます。
パナソニック 壁掛けスピーカー(樹脂製3Wアッテネーター付) WS-2135A
サイズ・重さ | 290(幅)×214(高さ)×100(奥行)・ 1kg |
---|---|
種類 | パッシブ |
タイプ | ウォールスピーカー |
再生周波数帯域 | ー |
最大出力 | ー |
賃貸 | ◯ |
- 樹脂一体成型タイプの筐体を採用し、取り付けが簡単にできる
- 音が届きやすいような設計がされており、スピーカー面を下向きに7.5°傾斜してある
- 軽量な樹脂製で、壁にも設置しやすく、賃貸にも設置可能
- BGMなどを流すことをメインに使うにはおすすめできませんという声があるので、確認が必要。
「パナソニック 壁掛けスピーカー(樹脂製3Wアッテネーター付) WS-2135A」の特徴
取り付けが簡単な樹脂一体成型タイプの業務用壁掛けスピーカーです。自宅での使用も可能で、軽量コンパクトなため賃貸の部屋でも気軽に使用することができます。
DALI ダリ FAZON MIKRO 壁掛けスピーカー FAZON/M/IB
サイズ・重さ | 19.6奥行き x 11.3幅 x 19.6高さ cm・ 1.5kg |
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種類 | パッシブ |
タイプ | ブックシェルフ、ウォールスピーカー |
再生周波数帯域 | 95-25,000Hz |
最大出力 | ー |
賃貸 | ◯ |
- 様々なインテリアにもマッチする高音質壁掛けスピーカー
- ウッドファイバー・コーンとソフトドーム・トゥイーター・モジュール搭載
- アルミニウム製の筐体を採用し、高級感のある高い質感を実現
- 非常に小さなサイズながら、ダリらしい高品質なサウンドを再生
- 製品は良いが、やや価格が高いという書き込みがあります。
「DALI ダリ FAZON MIKRO 壁掛けスピーカー FAZON/M/IB」の特徴
アルミニウム製の筐体を採用した、高音質壁掛けスピーカーです。ダリの製品らしい高音質再生が可能で、おしゃれなインテリアとしても楽しむことができます。
Behringer パッシブスピーカー 1C-BK
サイズ・重さ | 134奥行き x 36幅 x 26高さ cm |
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種類 | パッシブ |
タイプ | ブックシェルフ、ウォールスピーカー |
再生周波数帯域 | 60Hz~23kHz |
最大出力 | 100W |
賃貸 | △ |
- 商業施設から自宅までさまざまな場所で使用できるコンパクトスピーカー
- 壁や天井に取り付けるマウントが初めから付属しており、簡単に取り付け可能
- 5.5インチウーファーと0.5インチツイーター搭載による高音質設計
- 低音の出方は良いのですが量感が不足するように感じるという書き込みがあるので、気になる方は確認が必要。
「Behringer パッシブスピーカー 1C-BK」の特徴
商業施設から自宅まで様々な場所で使用できるコンパクトスピーカーです。壁や天井に取り付けるためのマウントが付属しており、簡単に設置することが可能です。
Herdio 100W HIFI 2-Way防水型4インチ スピーカー
サイズ・重さ | 110.2奥行き x 10.2幅 x 11.2高さ cm・ 1.43kg |
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種類 | パッシブ |
タイプ | ウォールスピーカー |
再生周波数帯域 | 80-20,000HZ |
最大出力 | 100W |
賃貸 | △ |
- IP66防水設計で、ベランダなどの屋外での使用も可能
- 自宅での使用はもちろん、ボートやバイクなどでの使用もできる
- スピーカーブラケットが付属し、簡単に取り付けが可能
- ツイーターが付いている割には高音のクリアーさが全くなく、低音も全く出てないという書き込みがあるので気になる方は注意。
「Herdio 100W HIFI 2-Way防水型4インチ スピーカー」の特徴
ポートなどの屋外での使用を想定したタフな壁掛けスピーカーです。室内での使用ももちろん可能で、ブラケットが付属しているため簡単に取り付けが可能です。
Edifier P12 2ウェイブックシェルフスピーカー (ペア) 木製 壁掛けブラケット内蔵
サイズ・重さ | 16.8奥行き x 12.7幅 x 23.9高さ cm・ 5.1kg |
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種類 | パッシブ |
タイプ | ブックシェルフ、ウォールスピーカー |
再生周波数帯域 | ー |
最大出力 | 40W |
賃貸 | △ |
- 頑丈なMDFエンクロージャーを採用した、コンパクトパッシブスピーカー
- 木目を生かした綺麗なデザインが採用され、インテリアとしても最適
- 壁や天井などへの取り付け金具が付属し、簡単に設置可能
- ピュアオーディオとしては臨場感、迫力、解像度、倍音がものたりないという感想があります。
「Edifier P12 2ウェイブックシェルフスピーカー (ペア) 木製 壁掛けブラケット内蔵」の特徴
木目が綺麗なMDFエンクロージャーを採用したコンパクトパッシブスピーカーです。壁掛けブラケットが初めから内蔵されているため、簡単に壁などに設置することが可能です。
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壁掛けスピーカーを使用するメリット
壁掛けスピーカーのメリットは、以下の2つです。
より良いサウンドが聴ける
壁掛けスピーカーは普通の据え置きスピーカーよりも一般的に良い音を鳴らします。
スピーカーは床や壁など設置面が多いと音響的に干渉を受けてしまい、サウンドにゆがみが生じやすくなります。その点、壁掛けスピーカー、また天井吊りスピーカーであれば接地面は最小限。音も上から降ってくるので部屋全体を包み込む効果も発揮します。
3DサラウンドタイプのサウンドバーやBoseなどの本格スピーカーであれば、壁掛けならではの広範な音響効果をより実感できるでしょう。
省スペースで部屋を広く感じさせる
壁掛けスピーカーは何と言っても場を取りません。多くの部屋は壁面や天井が空白地帯、いわゆるデッドスペースになっています。
壁掛けスピーカーや壁掛けテレビ、また植物のハンギングなどでデッドスペースを生かせば、部屋はユニークかつおしゃれになります。
部屋全体を広く感じさせることにもつながるので、賃貸住宅で窮屈な思いをされている方には良い選択肢になるでしょう。
サラウンドのシステムを作りやすい
サラウンドのシステムを作りたいと考える時、壁掛けスピーカーがあると、とてもシンプルにシステムを作ることができます。
特にリア側のスピーカーなどは、ちょうどいい位置にセッティングするのが難しい場合が多く、壁掛けのメリットが生きてきます。
スピーカースタンドなどを床に置かなくても、快適なサラウンド空間を作ることができます。
壁掛けスピーカーのデメリット
壁掛けスピーカーのデメリットは、以下の2つです。
- 取り付けが難しい場合がある
- 音の定位が取りづらい
取り付けが難しい場合がある
壁掛けスピーカーはその構造上、壁や天井などに取り付ける必要があるため、通常の置くだけの設置に比べて、技術的な難しさがあります。
また、重量のあるものや、賃貸物件などの場合には、強度や安全性の面から取り付けそのものが不可能な場合もあります。
事前に、スピーカーの取り付け方法などをよく考えてから設置する必要があります。
音の定位が取りづらい
通常のスピーカースタンドなどでの設置に比べ、壁や天井など、比較的高い位置にスピーカーを設置することが多くなるため、音の定位の位置が上がってしまいます。
そのため、上部から音が聞こえるような聞こえ方になるため、不自然だと感じる方もいるかと思います。
もちろん慣れの問題や、できるだけ低い位置に設置することで、定位の不自然な感じを減らすこともできます。
賃貸でも壁掛けスピーカーは使用可能?
賃貸住宅に住む方でも壁掛けスピーカーは充分に利用できます。多くの賃貸ではピンや画鋲の使用が認められる一方、釘やネジで穴を開けると引っ越しの際に修繕費を請求されがちです。
しかしここでも紹介したよう、200g程度の壁掛け対応Bluetoothスピーカーであればピン1つでも吊り下げは十分可能です。最近のBluetoothスピーカーは2つそろえるとステレオ音響になるので音質面でも大きな問題はありません。
5~6㎏ある本格的なパッシブスピーカーを壁掛けしたいという方には、多くのサイトでも紹介されている「壁美人」をおすすめします。ホッチキスで壁に止めるタイプなので穴は最小限、ブラケットや金具の購入は必要になりますがDIYで設置可能です。
主に石膏ボードの壁にしか使えないのが難点ですが、一般的に多くの賃貸が石膏仕様なので該当される方は多いでしょう。
壁掛けスピーカーの穴をあけない取り付け方法は?
壁美人を使用する
壁美人を使えば、壁に穴を開けずに壁掛けスピーカーを設置することができます。
壁掛けスピーカーの配線処理方法
壁掛けスピーカーの重要ポイントまとめ
壁掛けスピーカーの重要なポイントは以下の3つです。
- 壁掛けスピーカーは賃貸物件でも使用することができる
- サラウンドのシステムを構築したい場合にも壁掛けスピーカーは最適
- 壁や天井の強度や安全性を十分に確認してから設置するようにしよう
この記事を書いたライターからのコメント
壁掛けスピーカーって便利そうだなと思ったことがある方はとても多いと思います。
実際に、通常のスピーカースタンドや棚の上などに置くよりインテリアにもマッチするし、何よりシンプルに設置できるのが魅力で、掃除も簡単になります。
壁美人などを使えば、賃貸でも簡単に設置することができるので、ぜひ一度試してみてください。
ライター:アトキ
設計事務所やサイン看板製作会社などに勤務後、フリーランスとして、幼少の頃から続けている趣味のことについて書いている趣味人ライターです。好きなことは、音楽(ロック、シティポップ、クラシック)、オーディオ(ピュアオーディオを中心に全般)、自動車(小さな車が特に好き)、自転車(ミニベロ、クロモリロードなど)、釣り(フライフィッシング、ナマズ、淡水小物釣り)など。埼玉県在住。
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