メカニカルキーボードとは?メリット、軸の種類の違い、おすすめ8選を解説

メカニカルキーボードおすすめ

メカニカルキーボードとは何か、メカニカルキーボードのメリット、デメリット、軸(赤軸・青軸・茶軸など)の種類による違い、選び方、人気メーカー(ロジクール・フィルコなど)を解説し、おすすめのメカニカルキーボードを12選紹介します。

メカニカルキーボードとは

キーボードとレゴ
メカニカルキーボードとは、キーをタイピングした際に「カチャカチャ」と気持ちいい打鍵音を立ててくれるキーボードのことです。メカニカルキーボードのキーは、内部に特殊なスイッチが搭載されていて、1つ1つが独立しているので、1つが故障してもその部分だけの交換ができます。

また、メカニカルキーボードに搭載されているスイッチには種類があり、それぞれ黒・茶・青・赤・静音赤(ピンク)軸と呼ばれていて、打鍵感や打鍵音が軸によって違うので、自分好みのタイピングができるモデルを選ぶことができます。

メカニカルキーボードの軸の種類と違い

赤軸

赤軸のメカニカルキースイッチは、軽い力で打鍵でき、打鍵音もあまりしないタイプのスイッチです。軽い力で素早く打鍵することができる赤軸のメカニカルキースイッチは、タイピングの速度を求める方や、ゲームの素早い操作を求める方に最適です。

また赤軸のメカニカルキースイッチは、打鍵音も小さめなので、職場などの人が居る場所でタイピングする方にもおすすめのスイッチです。

青軸

青軸のメカニカルキースイッチは、「カチャカチャ」といった打鍵音を1番気持ちよく響かせてくれるスイッチです。青軸のメカニカルキースイッチは、タイピングしている際の打鍵音を心地よく感じたい人には最適ですし、打鍵した確認もしやすいので、しっかりとした正確なタイピングを行いたい方には特におすすめです。

茶軸

茶軸のメカニカルキースイッチが出す打鍵音は、赤軸と青軸の間くらいのボリュームです。また茶軸のメカニカルキースイッチは、赤軸に比べてスイッチを打鍵したときの感覚を感じやすいので、指先に正確な打鍵感を得たい場合にもおすすめです。

青軸の打鍵音がうるさく感じた場合や、赤軸の打鍵感では物足りない方は、スタンダードな茶軸のメカニカルキースイッチを選択してみると良いでしょう。

メカニカルキーボードのメリット

テンキーレスキーボードとコーヒー

気持ち良いタイピングができる

メカニカルキーボードの最もすぐれた点は打鍵感です。メカニカルキーボードは、キーを押すたびに「カチャカチャ」と気持ちの良い音を立ててくれ、タイピングのリズムを作ってくれますし、指先にかえってくるしっかりとした打鍵感は、メンブレン式のキーボードでは味わえません。

1度メカニカルキーボードを使い始めると、快適な使用感がやみつきになり、メカニカルキーボードの虜になってしまう人が多い原因は、この心地よい打鍵感にあるといえるでしょう。

耐久性が高い

メカニカルキーボードは、メンブレン式のキーボードに比べて耐久性が高く、長期間愛用することができます。メカニカルキーボードの耐久性の理由は、メンブレン式キーボードのスイッチ部分が劣化の早いゴム製なのに対して、メカニカルキーボードのスイッチ部分は金属でできてことにあります。

また、メンブレン式のキーボードは、1つのキーが故障した場合でもその部分だけの修理はできませんが、メカニカルキーボードは、キーが1つ1つ独立しているので、個別に修理して使用することができます。

正確なタイピングができる

メカニカルキーボードはメンブレン式のキーボードと違って、キーを半分ほど押した時点で文字が入力されるので、押し忘れによるタイプミスを防ぐことができます。またメカニカルキーボードは、メンブレン式キーボードよりも打鍵感がすぐれていますし、打鍵音がしっかりと鳴ってくれるので、自分のキータッチを確認できます。

メカニカルキーボードのデメリット

価格が高い

メカニカルキーボードの最も大きなデメリットは価格にあります。メンブレン式のキーボードに比べて高価なモデルが多く、1万円を超えるモデルが数多く存在するのがメカニカルキーボードです。

メカニカルキーボードは、1つ1つのキースイッチにこだわって製造されているうえに、頑丈なボディ構造や便利な機能を備えているモデルが多いので、どうしても価格は上がってしまいます。

持ち運びに向かない

メカニカルキーボードのスイッチには、特殊な部品や金属製の部品も多く使用されています。メンブレン式のキーボードよりも部品の数が多いメカニカルキーボードの重量は、どうしても重くなってしまうのです。

また、メカニカルキーボードのメリットである耐久性を高めるために、ボディ素材に金属を使用しているモデルも多く、常に持ち運びたい方には負担になってしまいがちです。

メカニカルキーボードのおすすめメーカー

FILCO(フィルコ)

FILCOは、メカニカルキーボードの代表的存在である「Majestouch」シリーズを製造&販売しているメーカーです。FILCOのメカニカルキーボードは品質が高く、有名なCherry製のキースイッチを採用していることから打鍵感も好評です。

FILCOの「Majestouch」シリーズが持つシンプルで飽きのこないデザインも人気で、ラインナップも豊富に揃えてくれているので、メカニカルキーボードを使用したことがない方でも安心して購入できるメーカーです。

Logicool(ロジクール)

Logicoolは、キーボードやマウスの他、PCゲームの周辺機器を製造していることで有名ですが、メカニカルキーボードももちろん製造しています。ゲーミングマウスやヘッドセットが好評なLogicoolだけあって、メカニカルキーボードもゲーミング仕様なモデルが多く販売されており、ゲーマーの方々が使用しているイメージのある、煌びやかなLEDバックライトを搭載しているモデルも見られます。

また、Logicool製のメカニカルキーボードは、デザインだけでなく性能面も魅力的で、操作の快適さや耐久性においてもすばらしいパフォーマンスを発揮してくれます。

メカニカルキーボードの選び方

接続の方法で選ぼう

メカニカルキーボードの接続方法には、無線ワイヤレスタイプやBluetooth接続タイプ、有線接続タイプなどがあります。ケーブル類を煩わしく感じる方は、ワイヤレス接続に対応しているメカニカルキーボードがおすすめですが、FPSゲームなどにメカニカルキーボードを使用する方は、タイムラグの起きにくい有線接続タイプがおすすめです。

またワイヤレス接続タイプには、USBレシーバーを使用するタイプとBluetoothを使用するタイプがありますし、有線接続のタイプにも、USB接続タイプとPS/2接続対応が存在します。自分の使用しているPCが対応可能な接続方法をチェックして、使用環境に適した接続が可能なメカニカルキーボードを選択しましょう。

キースイッチの種類で選ぼう

メカニカルキーボードのキースイッチは、軸の種類によって打鍵感や打鍵音が違ってきます。メカニカルキーボーらしい打鍵音と打鍵感を求めるなら青軸が最適ですし、軽いタッチでタイピングしたい方は赤軸がおすすめです。

初めてメカニカルキーボードを購入する方は、青軸と赤軸の間に位置するスタンダードな茶軸を選択するのも良いですし、通称ピンク軸と呼ばれる静音タイプのキースイッチも存在するので、自分のニーズに適したキースイッチを選びましょう。

機能で選ぼう

メカニカルキーボードによっては、様々な機能が搭載されているモデルがあります。アンチゴースト機能を搭載しているメカニカルキーボードなら、高速でタイピングをした場合やゲームの操作でキーを連打した場合でも、入力漏れを起こすことなく正確にPCに情報転送してくれます。

またマクロ機能を備えたメカニカルキーボードに、自分が行うことの多い操作や複雑な操作を設定しておけば、作業の効率化を図ることができます。自分に必要な機能を考慮しながら、メカニカルキーボードを選ぶようにしましょう。

メカニカルキーボードの最強おすすめ

Logicool(ロジクール) K840 メカニカルキーボード 108フルキー 日本語レイアウト ROMER-G 26キー ロールオーバー対応 アルミニウムボディ USB 有線接続

Logicool(ロジクール) K840の仕様・製品情報

サイズ(W×D×Hmm)445×132×34.3mm
重量910g
接続タイプ有線(USB)
キーレイアウト108キー日本語レイアウト
キー構造メカニカル
付属品取扱説明書

Logicool(ロジクール) K840のおすすめポイント3つ

  • 丈夫なアルミニウム製
  • 明確な打鍵感
  • 静かな操作性

Logicool(ロジクール) K840のレビューと評価

Logicool K840は、丈夫なアルミ製ボディを持つメカニカルキーボードで、明確な打鍵感と静かな操作性が魅力です。Logicool K840の反応の良いキーストロークと静かな操作音は、作業する場所を選ばず、上質なタイピングを実現させてくれます。

Logicool(ロジクール) G512 CARBON RGB メカニカル ゲーミング キーボード リニア

Logicool(ロジクール) G512 CARBON RGBの仕様・製品情報

サイズ(W×D×Hmm)455×132×34mm
重量1020g
接続タイプ有線(USB)
キーレイアウト108キー日本語レイアウト
キー構造メカニカル(リニア、タクタイル)
付属品クイックスタートガイド

Logicool(ロジクール) G512 CARBON RGBのおすすめポイント3つ

  • 2種類のメカニカルキーから選べる
  • RGBライトとLIGHTSYNC
  • 航空機グレードのアルミ合金製ボディ

Logicool(ロジクール) G512 CARBON RGBのレビューと評価

Logicool G512 CARBON RGBは、航空機グレードのアルミ合金製ボディを持つ堅牢なゲーミングメカニカルキーボードです。Logicool G512 CARBON RGBのメカニカルキースイッチは、自分のニーズに合わせて、リニアとタクタイルと呼ばれる2種類から選択することが可能です。

FILCO(フィルコ) Majestouch Convertible2 FKBC108M/JB2 茶軸 Cherry MXスイッチ 日本語108メカニカルキーボード Bluetooth3.0&USB 無線/有線両対応 カナ刻印あり BTマルチペアリング4台対応 ブラック

FILCO(フィルコ) Majestouch Convertible 2の仕様・製品情報

サイズ(W×D×Hmm)440×138×38.5mm
重量1200g
接続タイプ有線(USB)、Bluetooth
キーレイアウト108キー日本語レイアウト
キー構造メカニカル(茶軸、黒軸、青軸、赤軸)
付属品USBケーブル、試供品単3乾電池×2、交換用キーキャップ、キー引抜工具 FILCO KeyPuller、取扱説明書

FILCO(フィルコ) Majestouch Convertible 2のおすすめポイント3つ

  • Cherry製スイッチ
  • Bluetooth&有線接続対応
  • シンプルですっきりしたデザイン

FILCO(フィルコ) Majestouch Convertible 2のレビューと評価

FILCO Majestouch Convertible 2は、Cerry MXスイッチが採用されており、茶・黒・赤・青の4種類の軸から選択することができます。またFILCO Majestouch Convertible 2のスタイリッシュでシンプルな外見は、気持ちの良い打鍵感に集中させてくれるデザインです。

FILCO(フィルコ) Majestouch2 Tenkeyless S FKBN 91MPS/JB2静音 キーボード 91日本語カナあり CherryMXピンク軸 USB/PS2両対応 ブラック

FILCO(フィルコ) Majestouch2 Tenkeyless Sの仕様・製品情報

サイズ(W×D×Hmm)357×137×37mm
重量980g
接続タイプ有線(PS/2、USB)
キーレイアウト91キー日本語レイアウト
キー構造メカニカル(Cerry MX SILENTスイッチ)
付属品USBケーブル、試供品単3乾電池×2、交換用キーキャップ、キー引抜工具 FILCO KeyPuller、取扱説明書

FILCO(フィルコ) Majestouch2 Tenkeyless Sのおすすめポイント3つ

  • Cherry製静音タイプスイッチ搭載
  • PS/2・USBコンバーチブル接続
  • Nキーロールオーバー対応

<h4FILCO(フィルコ) Majestouch2 Tenkeyless Sのレビューと評価

FILCO Majestouch2 Tenkeyless Sは、通称ピンク軸と呼ばれるCerry MX SILENTスイッチが採用されており、打鍵時の静音性にすぐれたメカニカルキーボードです。FILCO Majestouch2 Tenkeyless Sは、軽い打鍵感と静音性にすぐれた打鍵音により、疲労も少なく、職場など場所を選ばず使用したい方にもおすすめです。

オウルテック OWL-KB109CBL-BK Cherry社製 青軸 メカニカルキースイッチ採用 USB/PS2両対応 Nキーロールオーバー対応 109フルキー 日本語キーボード ブラック

オウルテック OWL-KB109CBL-BKの仕様・製品情報

サイズ(W×D×Hmm)448×150×35mm
重量1100g
接続タイプ有線(PS/2、USB)
キーレイアウト109キー日本語レイアウト
キー構造メカニカル(茶軸、青軸、赤軸)
付属品パームレスト、PS/2変換コネクタ、ゲーム用予備キー、キー引抜工具、取扱説明書

オウルテック OWL-KB109CBL-BKのおすすめポイント3つ

  • パームレスト付属
  • Cherry製メカニカルキー搭載
  • 抜群のコストパフォーマンス

オウルテック OWL-KB109CBL-BKのレビューと評価

オウルテック OWL-KB109CBL-BKは、Cherry製のメカニカルキーを搭載しているにも関わらず、1万円を大きく切る価格で購入することができるコスパにすぐれたキーボードです。オウルテック OWL-KB109CBL-BKの、マットブラックなデザインはチープさを感じさせることがなく、指紋や汚れも目立たないので、高級感を維持してくれます。

Kinston(キングストン) Hyper Alloy FPS Pro HX-KB4RD1-US/R1 FPSゲーム向け LEDバックライト 2年保証

Kinston(キングストン) Hyper Alloy FPS Proの仕様・製品情報

サイズ(W×D×Hmm)359×130×34.5mm
重量900g
接続タイプ有線(USB)
キーレイアウト87キー英語レイアウト
キー構造メカニカル(茶軸、赤軸、青軸)
付属品USB電源ケーブル

Kinston(キングストン) Hyper Alloy FPS Proのおすすめポイント3つ

  • Cherry製メカニカルキー採用
  • 取り外し可能なケーブル
  • 強固なスチールフレーム

Kinston(キングストン) Hyper Alloy FPS Proのレビューと評価

Kinston Hyper Alloy FPS Proは、コンパクトで丈夫なスチール製のボディを持っており、ケーブルも着脱可能なため、持ち運びにも便利なメカニカルキーボードです。また、Kinston Hyper Alloy FPS Proは、Nキーロールオーバー機能やアンチゴースト機能を備え、打鍵感にすぐれたCherry MX メカニカルキーを採用しているので、FPSなどのゲームにもおすすめです。

GAMDIAS(ガンディアス) HERMES E2 91キー 赤軸 日本語配列 7 Color LEDライト スイッチを採用したメカニカル式ゲーミングキーボード

GAMDIAS(ガンディアス) HERMES E2の仕様・製品情報

サイズ(W×D×Hmm)370×140×30mm
重量675g
接続タイプ有線(USB)
キーレイアウト109キー日本語レイアウト
キー構造メカニカル(オリジナル緑軸、オレンジ軸、黄軸)
付属品Razer THS ロゴステッカー

GAMDIAS(ガンディアス) HERMES E2のおすすめポイント3つ

  • コストパフォーマンス良好
  • 赤軸 or 青軸の2種類のメカニカルキー
  • ゲームにも最適なキー反応

GAMDIAS(ガンディアス) HERMES E2のレビューと評価

GAMDIAS HERMES E2は、5000円未満で購入できてしまうゲーミングメカニカルキーボードです。価格は安いGAMDIAS HERMES E2ですが、性能は価格以上で、Nロールオーバーやアンチゴーストなどのゲーマー向け機能にも対応していますし、素早いキータッチにも対応しているので非常にすぐれた性能を見せてくれます。

Razer(レイザー) Blackwidow Ultimate 2018 JP RZ03-01703700-R3J1日本語配列 オリジナル緑軸採用 ゲーミングキーボード 日本正規代理店保証品

Razer(レイザー) Blackwidow Ultimateの仕様・製品情報

サイズ(W×D×Hmm)452×171×20mm
重量1380g
接続タイプ有線(USB)
キーレイアウト109キー日本語レイアウト
キー構造メカニカル(オリジナル緑軸、オレンジ軸、黄軸)
付属品Razer THS ロゴステッカー

Razer(レイザー) Blackwidow Ultimateのおすすめポイント3つ

  • ゲームに最適な打鍵感
  • Razer所属eスポーツ選手のお墨付き
  • 耐水・耐塵設計

Razer(レイザー) Blackwidow Ultimateのレビューと評価

Razer Blackwidow Ultimateは、Razer社オリジナルのゲームに最適な打鍵感が得られる3つの軸を選択できるメカニカルキーボードです。また、Razer Blackwidow Ultimateのキー反応は、素早く正確なので、FPSなどのゲームにも向いています。

まとめ

今回は、メカニカルキーボードのおすすめを解説しました。今回の記事を参考に、メカニカルキーボードのメリットや特徴を知っていただき、タイピングやゲームプレイでより快適な使用感が得られるように、理想のメカニカルキーボードを手に入れてくださいね。